強みを見つけるポイントは?

2018.04.27


強みを見つけるポイントは?

「あなたの強みは何ですか?」

この質問ほど、
ギクッと来るものは
ありませんよね。
 

自分の強みを明確にすること
は大事だと分かってはいても、
なかなか見つけられない
のが強みです。
 

そもそも強みって
何でしょうか?
 

私の中の強みの
定義は、

――
他者と比較して
簡単にできるもの、
もしくは成果が出るもの
――

です。
 

「他者と比較して」

というところがミソだと
思っています。
 

あなたがやりたい、
やりたくないに関わらず、
他の人と比べて、

うまく出来ていること、
早くできること、
成果が出ること、

これは間違いなく
強みだと思います。
 

ドラッカーは

「強みは成果を通して
 その姿を表す」

と言っています。
 

つまり、強みに集中すると、
成果が自ずとついてくる
というわけです。
 

これは何としても
自分の強みを
見つけたいですよね。
 

ではどうやったら
見つけることができる
のでしょうか?
 

強みの定義は、

他者と比較して
簡単にできるもの、
もしくは成果が出るもの

でした。
 

ここでポイントは、

「誰と」比較するか?

だと思います。
 

例えば、中学野球部で
誰よりも足の速い選手が
いたとします。
 

同じ学校、同じ地区や県でも
彼よりも速い人はいません。
 

彼の強みは足の速さ
であることは明確です。
 

彼がある時、
高校球児と競争をして
負けました。
 

勝った高校球児は
部内で3番目に速い
選手でした。
 

さて、このときに、
彼の強みは足の速さ
ではなかったと言える
でしょうか?
 

そんなことないですよね。

「いや、高校生相手に
勝てるわけないじゃん」

と思うのが普通です。
 

ですが、なぜか
ビジネスの世界では
こう考えられない人が
多いです。
 

つまり、
どうしても目に入る
すごい人と自分を
比較してしまう人が
多いということです。
 

上には上がいます。
 

そんな人と自分を
比較しても勝てる
わけがありません。
 

誰と比較するのか
が実はかなり重要
なのです。
 

「もしかしたらこれは
 自分の強みかも!」

と原石を見つけたとします。
 

次にすることは、同じような
ことをやっている人の分析
ではないでしょうか?
 

ネット上や雑誌などで
調べて出てくるのは、
当たり前ですが、
すごい人ばかりです。
 

そんな人と初めから
勝負ができるわけが
ありません。
 

結果的に、

「やっぱり違ったかも・・・」

と別の強みを
探す羽目になります。
 

そうやって強み難民
になってしまう人が
多いと思います。
 

では誰と比較したら
いいのでしょうか?
 

あなたが戦っている
相手と比較する
ことがベストだと思います。
 

士業の方であれば、
地域ではないでしょうか?
 

あなたは全国の競合とは
戦っていないはずです。
 

関西や関東でもなく、
もしかたら、千代田区
などのかなり限定的な
地域で戦っているかも
しれません。
 

ということは、
その中の他者と比べて
成果が出るものであれば、
それはあなたの強みと
言えると思います。
 

そこからスタートし、
その強みに注力すれば、
いつの日か必ず、どこの
誰にも負けない強みを
作ることができるはずです。
 

あなたが戦っている
相手は誰ですか?
 

そして、その人よりも
成果が出るものは
何でしょうか?
 

一度、考えてみては
いかがでしょうか?
 

ちなみに、働き方改革では
比較する人が少ないので、
かなり有利ですよ。
 

ご参考になれば幸いです。

 

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