フランス料理屋と提携したFPの話し

2018.07.03


フランス料理屋と提携したFPの話し

本日は、
フランス料理屋と提携したFP
についてお話をしたいと思います。
 

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見れない方は下記を
ご覧ください。

――

本日は前回の続きで
目に見えないサービスを
扱っている士業やFPが
アナログの企業と提携する
事例をご紹介したいと思います。
 

これは知り合いのFPから
聞いた話です。
 

彼はかなり優秀なFP
で、FP向けの講座を
やっている講師から
聞いたことを実践した
そうです。
 

何をやったかというと、
彼の顧客にフランス料理屋
がありました。
 

飲食店では材料の廃棄ロス
が非常に痛いそうです。
 

せっかく仕入れても
お客さんが来なくて
捨ててしまう。
 

これをどうやって抑えるか
が重要な経営課題になって
いるそうです。
 

廃棄ロスをなくすためには
予約を取って、顧客がいつ
何人来るのか分かった上で、
仕入れることが必要になります。
 

ですが、なかなかうまく
いかないそうです。
 

そこで、FPがこんな話を
持ちかけました。
 

廃棄を予定している
材料を使った料理を
タダで提供してください。
 

その代わり、ドリンク代
は払います。
 

彼の言い分からすると、
どうせ捨てるなら、コストは
あまりかかりません。
 

ドリンクの売り上げも得て、
更に顧客のリストが
手に入っていいのでは?

ということです。
 

その話を聞いてオーナー
はOKを出しました。
 

次にFPは何をしたかというと、
自分の見込み客や既存客に
手紙を送りました。
 

「私の知り合いのフランス
料理屋で特別にコース料理
がタダで食べられます。

 ぜひ、ご家族や恋人と
一緒にお越しください」
 

タダで食べられるので、
当然お客さんが来ます。
 

料理屋さんは廃棄せずに
済むだけでなく、ドリンク代
までもらえました。
 

FPは他のFPと差別化でき、
顧客に自分を印象付けることが
できました。
 

まさに三方よしの
アイデアです。
 

この話を聞いた時に
すごいマーケティングセンスが
あるな!と驚きました。
 

FPとフランス料理屋という
一見すると、全く相乗効果が
なさそうでも、工夫次第で
両方が得をすることが可能に
なります。
 

士業の場合、提携するとなると、
同業やFPなど似たような業界が
多いと思います。
 

ですが、あえてぜんぜん
違う業界と提携ができないか?

という視点で考えてみると、
違ったマーケティング活動が
できるのではないでしょうか?
 

ご参考になれば、幸いです。

 

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