4歳の少女にまんまとはめられました・・・
4歳の少女にまんまとはめられました・・・
先週の日曜日。
4歳ぐらいの少女に
まんまとはめられました(笑)
はめられたという
言い方はよくないですが、
要は、彼女の
思う通りに動かされた
ということです。
何があったかというと、
日曜日は息子を連れて
近くのこども館に
遊びに行きました。
その日、息子は
電車のおもちゃで
遊んでいたのですが、
途中で別のおもちゃで
遊び始めました。
その時です。
4歳ぐらいの少女が
私のところに近づき
こう言いました。
「別のおもちゃで
遊ぶなら、まずは電車を
片付けなきゃダメなんだよ」
おー!なかなか
しっかりした娘さんだなー
と感心したのと
同時に、
確かにその通りだわ。
と、大人の自分が
子供に正論を言われた
ことで
恥ずかしい!
と思いました。
そして、急いで
最初に遊んでいた
おもちゃを片付けると・・・
なんと、その少女は
まんまと、その電車のおもちゃを
持っていき遊び始めました(笑)
ただただ、そのおもちゃで
遊びたかっただけなのかな(笑)
彼女の凄いところは、単純に
「それ貸して」
って言わずに、
「片付けなきゃダメ」
ということで、否応なく
おもちゃを片付けさせて、
その隙にまんまとそれを
手に入れたことです!!
ちょっと言い過ぎですかね?(笑)
でも、これってなかなか
すごいです。
何がすごいかって
マーケティングを
学んでいると、よく
分かるのですが、
結局人は、
感情が動くと、
行動せざる得なくなる
という性質が
あります。
例えば、日頃
気にしない部屋の中
でも、ある時ふと、
「なんか散らかって
きたな・・・」
と、ちょっと不快感を
持つと、どうしても、
掃除をせざる得なくなります。
他にも、布団用の
掃除機のCMなんかは、
枕の中には
ものすごい数の
ダニやその死骸、
糞が埋まっています。
あなたは寝ている間に
それらを吸い込んでいる
可能性があります。
みたいな感じで、
あからさまに不快感を
刺激して、商品を売ろうと
します。
結局、売れている人は、
お客さんの感情を
どうやって動かそうか?
ということを意識してます。
これは社長向けでも
同じです。
私のパートナー
FPはこれがすごく
上手です。
彼がよくいう
セリフに、
「それは相続税の
対象になりますからね」
というのがあります。
社長が自社株の対策や
役員借りの削減など
をしていない場合、
万が一何かあった時、
家族に莫大な相続税
がかかる
ということを
教えています。
たいていの社長は
そのことを知りません。
ですので、
「えっ?そうなの?」
「家族に迷惑かかるかも・・」
とそわそわしだします。
そういう社長は
高い確率で、
「どうしたらいいんですか?」
と、FPに相談を
しています。
このように、感情を
うまく動かすことが
できれば、
相手の方から、
「相談させてください」
と言ってもらえます。
逆に、感情が動く前に
サービスの紹介をしても、
それは売り込みに
しかなりません。
もし、あなたが
なかなか商談で
受注できないと
悩んでいるなら、
それは、お客さんの
気持ちがまだ動いて
いない状態で、セールスを
していることが原因かも
しれません。
まずは、
どのような気持ちに
なれば、私のサービスを
買ってくれるか?
を考えて、その気持ちに
させるためには、
何を伝えればいいのか?
を作り込み、商談に
望んでみてはいかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。