〇〇ができる士業は絶大なる信用を得られる

〇〇ができる士業は絶大なる信用を得られる

ビジネスというのは、
信用と信頼の上に
成り立っています。

どんなに素晴らしい
サービスだったとしても、

ちょっと怪しい・・

と思われると、
ビジネスは成り立ちません。

逆に、差別化が
難しいサービスでも、

お客さんからの信用と信頼を
ガッチリと獲得できれば、

しっかりとしたビジネスを行う
ことができます。

先日、ある企業様へ
提案に行った時の話です。

そこでの出来事から、

士業が信用と信頼を
獲得するためにはこれを
すべきなんだ！

ということに気づきました。

提案内容を
説明次第した途端に、
社長からいきなり
こう言われました。

「私はね、顧問の
　社労士先生の提案
　以外は受け付けません！」

と、かなり強い意志を
持って言われました。

（え～！まだ提案内容を
　最後まで説明してないのに～）

と内心では
思いましたが、

ハナっから顧問の社労士の
言うことしか聞く気がありません。

（そのようにはっきりと
　言ってますし・・・）

「これは何を言っても
　無理だろうな」

と思ったので、
受注を目指すのではなく、

どうしてそこまで
社労士を信用するのか？

を知ろうと思いました。

そこで、お客さんに
ストレートに聞いてみると、

「うちの先生は、
　こちらが困った時、

　例えば、税のこんな
　ことで困ってるんだけど、

　と言えば、それに
　対応できる税理士を
　紹介してくれる」

「さらに、法律で
　困ったことがあれば、
　専門の弁護士を紹介
　してくれる」

「私の困りごとは
　彼を通せば解決できる
　という安心感があるから
　信頼しているんだ」

と教えてくれました。

「なるほど！」

と納得しました。

つまりこういうことです。

士業が信用と信頼を
獲得する良い戦略の
一つは、

紹介をすることだ

ということ。

よくよく聞いてみると、
その社労士は特に
他の社労士と違うような
サービスを提供している
訳ではありません。

つまり、サービスで
差別化は全くできていない
社労士です。

彼がやっていることは、

お客さんの困りごとを
聞いて、適切な人を
紹介する。

これだけと言えば、
これだけです。

（困りごとヒヤリングする
　能力は高いですね・・）

お客さんの困りごとを
解決しているのは、
紹介された税理士や
弁護士ですが、

お客さんの信頼を
獲得しているのは、
紹介をした社労士です。

面白いですね！

自分が問題を
解決できなかったとしても、

問題を解決できる
人を紹介するだけで
信頼と信用を獲得する
ことができます。

紹介のポイントは、

お客さんに
合った人を適切に
紹介する

ことです。

お客さんの悩みであったり、
お客さんができることと
できないことを把握したり、
お客さんの相性を考えたり、

トータル的に
お客さんに合った人を
紹介することが大事に
なります。

その社労士も、
紹介するときは
必ず２～３名を紹介
するそうです。

もし、あなたがサービス内容で
差別化が難しいと考えているなら、

紹介戦略

を取り入れてみては
いかがでしょうか？
 

ご参考になれば幸いです。