老舗がどんどん閉店していく

2018.05.08


老舗がどんどん閉店していく

さて、本日は、
今の日本の大問題事業承継
についてお話をしたいと思います。
 

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見れない方は下記を
ご覧ください。

――

最近、私の周りでは
悲しいことが多過ぎます!
 

何かというと、
自宅や事務所の周りの
名店がどんどん閉店
してしまっています。
 

代表的なのが、
神保町の老舗天ぷら屋
いもやです。
 

こちらが3月末で
閉店を迎えました。
 

ネットニュースなど
でも取り上げられて
いましたので、ご存知
の方もいるかもしれません。
 

私も常連だったので
このニュースは非常に
ショックでした。
 

ネットニュースによると
暖簾分けをした店主曰く、
閉店の理由は、おそらく

経営者の高齢化

だそうです。
 

その方がインタビュー
でこんなことを言って
いました。

「昔からの職人は平気で
 一日、10時間〜15時間
 ぐらい働くが、今の若い子
 は8時間しか働かない。」

「だから、人を雇おうにも
 雇えない」

とのこと・・・
 

このニュースを見た時、

「これってもうちょと
 早い段階で防げなかった
 のかな?」

と思いました。
 

1日8時間労働は当たり前で
あり、ここら辺の時代の変化
をアドバイスする人がいな
かったのかなと・・
 

このような老舗や歴史ある
企業が突然なくなることは、

私の周りに限ったこと
ではなく、日本全体の
問題でもあります。
 

今の中小零細企業の
経営者の平均年齢は
60歳を超えています。
 

新聞やニュースでも
事業承継の問題は
大きく取り上げされて
ますよね。
 

日本の技術が引き継がれない。
そもそも引き継ぐ人がいない。
 

素晴らしい技術を持った
企業がどんどん潰れていく
のは、日本の国益にとっても
大きな損失です。
 

そこで、士業の役割って
かなり重要ではないかと
思います。
 

例えば、事業承継だけでも
税理士や司法書士などの
士業のサポートが必要です。
 

また、後継者の採用や育成
であれば、社労士。
 

と、その分野の専門家である
我々士業が支援できることは
たくさんあると思います。
 

そう考えると、
士業の仕事の意義って
かなり大きいです。
 

前回のメルマガで
ラダー効果のお話を
しました。
 

なんのために仕事を
しているのか?
 

日本の国益を守るため。
素晴らしい技術を残すため。
 

我々士業がこう思うことは
何も大袈裟ではないと思います。
 

むしろ、こう思って仕事を
すべきだと改めて思いました。
 

ぜひ、第二のいもや
をみんなで防ぎましょう!
 

ご参考になれば、幸いです。

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