新規事業・新サービスを考えやすくする方法

新規事業・新サービスを考えやすくする方法

本日は、
新規事業・新サービス
の考え方ついてお話を
したいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

ここ３～４年、
私にとって嬉しいこと
があります。

それは、

近所のドンキホーテで
旭ポンズが買えるように
なった

ということです。

旭ポンズって
ご存知ですか？

大阪の人は
馴染みがある
と思います。

大阪の八尾市にある
小さい会社が作っている
ポン酢です。

過去にテレビでよく
たかじんさんが紹介
をしていました。

私は高校時代に親に
買ってもらって
食べたのですが、

これが、
むちゃくちゃ美味しい！

でも、大量生産を
してないので、大阪でも
手に入りにくい商品でした。

2001年に東京に来てからは、
商品を見る機会がなく、
大阪出張の際に買っていました。

ですが、最近は近所の
ドンキで売っているので、
ちょっと高いのですが、
買っています。

そして、その会社のHPを
何気に見たら、もともと
ポン酢屋さんではなく、
乾麺を作っていたそうです。

ですが、
夏場に需要が集中して
閑散期があるので、
一年中売上を安定させたい
と思って本格的なポン酢を
作り、グッと売上が伸びた
という歴史があるみたいです。

売上を年中安定させたい！
ということで、新規事業や
新商品開発を行うことは
よくあることです。

前職でも閑散期と繁忙期を
無くして、売上を一年中安定
させるために、新商品を開発
するのが、私の使命でもありました。

士業の方は、年明けから
忙しくなるとか色々ある
と思います。

そこで、売上を安定
させるために、
新サービスを考える上で
気をつけたいのが、

何も制限を設けず
自由に考えるのは危険

ということです。

これは、突飛なアイデアが
出ることもありますが、
たいていの場合、何も出ない
ことが多いです。

ですので、アイデアを
考える際には、
制限を設けて考えると
出やすいです。

ちょっとそれを体験して
貰うために、二つの
質問しますね。

Q1．あなたの家の冷蔵庫の
　　中にあるものを思い出
　　してください。

Q2．あなたの家の冷蔵庫の
　　中にある「赤い」ものを
　　思い出してください。

どうですか？
どちらの質問の方が、多く
思い出しましたか？

たぶん2つ目だと思います。
 

なので、例えば、
新サービスを考える際には、

自分が持っている
リソースだけを活用する

シナジー効果が
あるものだけを考える

など、制限を設けると
考える範囲が狭まり、
現実的なアイデアが
出て来ます。

ですので、新サービスを
考える際には、広く考えすぎて
ないかを注意してみてください。

そして、アイデアを
実行する際にも注意点が
あります。

それは、

サンクコスト効果

と呼ばれるものです。

これは、初期費用で
これだけお金をかけたのだから
元を取らないといけないと
思ってズルズルと
やり続けてしまう
という心理です。

そうすると、撤退が遅れて、
損失が大きくなります。

ですので、新しいことを
する際には、

これだけお金かけたのだから

と思ってもズルズル行かないで
切るときはスパッと切るように
注意をしてください。
 

ご参考になれば、幸いです。