デスクトップと名付けてP C売った人の話
デスクトップと名付けてP C売った人の話
本日は、変化の抵抗を減らす
についてお話をしたいと思います。
また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。
動画が見られない方は下記を
ご覧ください。
――
最近、
「変化を嫌う人を動かす」
という本を読んでいます。
この中で面白い事例が
ありましたので
ご紹介したいと思います。
何か新しいことを
世の中に提案したり
する際には、
相手には必ず心理的な
抵抗が生まれます。
特に現状から大きく変わる
ような改革や新商品など
の場合は、提案を受けて方
の抵抗は大きなものになります。
その抵抗を和らげるために、
今あるものと
そんなに変わらないだよ
と例え話をうまく使って
うまく新商品を世の中に広く
売ることに成功した人がいます。
その方は、
スティーブジョブス
です。
1980年代にパソコンを
発表した際のスピーチが
すごく秀逸だと紹介
されていました。
当時の人は、
主に紙とペンを
使って仕事をしていました。
そんな人々にいきなり
パソコンで仕事をしよう!
というのは、
大きな変化なので、
なかなか受け入れ
られないだろうと。
とスティーブジョブス
は思ったそうです。
そこで、
彼がどんなプレゼンを
やったかというと、
「アイデアを思いついた際に、
それをペンで紙に書くよね?
それってなんていうんだっけ?
・・そうそうドキュメントだよね。」
「書いた紙はどこにしまっていた?
・・そうそうフォルダだよね?」
「それらははどこに置いている?
・・そうそうデスクトップだよね?」
そう、スティーブジョブスは、
パソコンの用語を今と同じ名称
にして抵抗を減らしたそうです。
なるほど~。
と本を読みながら思わず
感心しました。
で、ここまでは
いかないですが、
私もよく言うのが、
士業に営業する際には
相手の言葉を使いましょう
と言っています。
例えば、助成金を
扱っている社労士が
よく使うのが、
不支給とか支給
という言葉を使います。
でも、
社長はこんな言葉は
使いません。
もらえるか、
もらえないか
です。
補助金なら、
公募要領という
言葉を使いますが、
経営者は何それ?
となります。
なので、こういう
専門用語を使わない
ことが大事です。
こういうことが
ちょっとした抵抗を
生み出します。
セミナーや広告文で使って
補足説明などしないと、
ほとんどの方が、その後の
話や文章を聞きません・
見ません。
これが積み重なると
無意識のうちに、
「この先生の言うことは
分からない」
となります。
結果、売れません・・。
なので、皆さんの
HPとか営業資料など
今一度、チェックしてみて
ください。
ご参考になれば、幸いです。