パワハラと愛のある指導の境目
パワハラと愛のある指導の境目
本日は、パワハラと指導の境目
についてお話をしたいと思います。
また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。
動画が見られない方は下記を
ご覧ください。
――
ふと、前職時代の
営業会議で詰められる
シーンを思い出しました。
前職は、バリバリの
営業会社でした。
当時の私は5~6人の
部下を従えている
営業マネージャーで、
毎月1回、社長と
マネージャーとの
営業会議をやっていました。
ある会議で
すっごい詰められる
時がありました。
その当時は、
数字の未達状態が
何ヶ月か続いていました。
その時、社長が
「どうするつもりだ!」
と、怒ってます・・
他のマネージャーも私も
詰められている時に、
社長から、
「会社辞めるとか言うなよ」
「それは一番楽で
安易な発想だ」
「後々、癖が付くから
辞めずにどうするかを
捻り出せ」
と結構強めに
言われました。
当時はパワハラという
言葉はないですが・・、
「めっちゃパワハラやん・・・」
と思ったのを
覚えています。
ですが、独立をして、
あの言葉は、
私が何かしら諦める時とか
途中で投げ出そうとする時の
支えになっています。
「やめるというのは、
楽をする選択なんだ」
という考え方が
できるようになりました。
もちろん、状況によりますよ。
今の時代にこれ言うと、
間違いなく、パワハラに
なりますので、言っては
いけないワードです。
当時はゆるかったので
良かったですが、
あの言葉で
すごく強くなったな
と実感しています。
そこで、当時の社長の
思いを考えると、
やっぱり自分が
嫌われるとか、
どうでも良くて、
我々のためを思って
自己犠牲で言ってくれているな
とすごく感じます。
私も前職時代は、
今だと確実に
パワハラと言われるぐらい
部下達を詰めていました。
それってどこかで
嫌われても相手に
成長してほしいな
と思っていたからです。
最近はこのような指導が
すごく難しくなってきて
ソフトな言い回しになって
きました。
それは仕方がない
ことです。時代です。
一方で、それだと
どういう人材になるのか?
を考えないといけません。
そこで、私は、部下の
将来の夢を聞くということを
やっていました。
「この会社でどうしたいのか?」
「会社抜きで将来的にどうしたいのか?」
を予め聞いて
必ずメモを取って
いました。
そして、数字を詰める時や、
やる気ない時に、
「これを達成するために、
今の状況はどうなんだ?」
と言っていました。
やっぱり、
何のために働くのか?
は、日々の業務で
希薄化していきます。
それをもう一度
明確にすることで、
部下のやる気を
上げていました。
相手のとこを思って
叱るのは、大事です。
言いづらい環境だからこそ、
こういう指導をやっても
いいのかなと思っています。
なぜか、ふと
前職時代の詰められている
シーンを思い出したので、
共有しました。
ご参考になれば、幸いです。