問題解決とはGAPを埋める!はアンゾフが初めだったんだ

2022.11.14


問題解決とはGAPを埋める!はアンゾフが初めだったんだ

本日は、歴史や原理原則
についてお話をしたいと思います。

最近、経営管理論とか
経営戦略論の歴史を紹介
している本を読んでいます。

その本のねらいは経営管理論や
経営戦略論の歴史を紐解いて
ちゃんと理解しましょう。

和約で翻訳される際に、
省かれたりするので
ちゃんと理解しましょう。

とのこと。

ちょっと久しぶりに勉強モード
になったので、思わず購入して
読んでいます。

まだ読んでる途中ですが、
今回は、この本を読んでいて
感じたこと、気付いたことを
お話したいと思います。

中小企業診断士の方は
懐かしい話かもしれません。

初めは、テイラーの
科学管理法から始まり、

人間関係論に移って
そこからメイヨーであったり
アンゾフになり、

そこからボストンコンサルが
入ってきてとか、経営管理から
経営戦略論の一連の流れ(歴史)
が書かれています。

見ていて面白いな~と思うのと
同時に発見がありました。

それは、私や他のコンサルが
よく使っている問題解決の
定義(図)についてです。

問題解決とは、

現状とあるべき姿の
ギャップを埋めること

とよく言っています。

実はこれはもともと
60年程前にアンゾフが提唱した
ギャップ分析だったんです。

アンゾフといえば、
成長マトリックスが有名です。

アンゾフは成長戦略を

「製品」と「市場」

の2軸におきそれをさらに

「既存」と「新規」

に分けました。

要は同じ商品を
新しいお客さんに
提供するのを

「新市場開拓戦略」

新しい商品を
既存のお客さんに
提供することを

「新商品開発戦略」

というように、
4つのマトリックスで
説明しました。

成長マトリックスばかりが
有名ですが、
現状とあるべき姿のGAPを
言い出したのがアンゾフ
だそうです。

その他にも
マーケティングの原点
になるような話も
載っています。

Tフォードの
ベルトコンベア形式で
作られた同じような自動車
に飽きてきたアメリカ人に対して

いろんな嗜好性に対応した
車種を開発したのがGMです。

そこかGMの飛躍が始まりました。

これはある意味、
マーケティングの走りでは?
と思いました。

私は独立して
Webマーケティングの手法など
どちらかと言うと新しい手法
についてお伝えしてきました。

それはそれで大事なのですが、
もっとマーケティングや経営の
原点を知るのって大事では?

だって、昔の経営管理法とか
経営戦略から派生して今の
マーケティングや組織開発
などが生まれてきたので。

なので、たまにはお勉強では
ないですが、原理原則だったり
歴史を知るのって大事だな~
と改めて思いました。

あるコンサルの方は、
昔の歴史の本とか哲学書
なんか読むのを推奨されて
います。

いずれにしても、
原理原則や歴史を抑えた上で、
新たなものに挑戦することの
重要性を感じました。

改めて、

現状とあるべき姿
そのGAPを埋める

がアンゾフが考えた
ことだったと知らなかった
自分が恥ずかしくなりました。

今あなたがやっている
業務の原点、

例えば、

社労士や税理士の資格制度が
できた理由とか。

こういう歴史を知っておくと、
ビジネスに使えるかどうかは
置いといて・・・

喋っていてちゃんと歴史を
抑えていると安定感、信頼感
を与えるなと思います。

皆さんの職業の歴史を
調べてみてはいかがでしょうか?
 

ご参考になれば、幸いです。

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