なぜ、コンサルが書いた本は役に立たないのか?

2021.04.14


なぜ、コンサルが書いた本は役に立たないのか?

仕事柄、他の集客や営業コンサル
をしている人の動向は常にチェック
してます。

その一環として、
集客・営業系の本も
チェックしています。

で、よく見るのが
Amazonのレビューです。

他のコンサルがやっていること
言っていることについて
お客さんはどう思っているのか?
が知りたいので確認しています。

それを知ることで
お客さんのニーズを
知ることができます。

例えば、

「事例も豊富で具体的に
 何をすればいいのか
 分かりやすい!」

というレビューが
多ければ、お客さんは

・事例があった方がいい
・具体的な方法を知りたい

というニーズが分かります。

そうすれば今度の講座でも
事例をたくさん持ってこよう
とアイデアが生まれます。

逆に、

「新しい発見はなかった」

といった感想があれば、
自分にはない視点や
解決策を求めている
というニーズが見えてきます。

こうやって常に
お客さんが何を求めているのか
のリサーチをしているのですが・・

低いレビューで多いのが、

「ここに書かれてるものは
 本当に使えるものはない」

というレビューです。

で、本当にそうなのか?
と思ってその本を読んでみると、
間違ったことは書いてないんです。

むしろ

「やっぱりそれが大事だよね」

と思えるようなこと
ばかり書かれています。

じゃあどうして

「本当に使えるようなものはない」

なんて言われてしまうのでしょうか?

それは著者が読者の業界
のことを理解しておらず、
一般的なことばかり
書いているからです。

まー、たくさんの人を
対象にしている本ですから
それぞれの業界のことを
考慮して書くのは不可能です。

ですので、無理もないのですが
業界特有の事情を抱えている
読者からすれば

「一般的なことは使えない」

と思ってしまいます。

では、コンサルが書いた本は
役に立たないのでしょうか?

答えは、イエスでもあり
ノーでもあります。

よっぽどの人でない限り
間違ったことは書かれてません。

ですが、読者はそれを
自分たちの業界に翻訳する
必要があります。

これは本だけでなく
講座や研修でも同じです。

つまり何が言いたいかと言うと、

「コンサルや講座を受けるなら
 業界特有の状況を
 理解している人の話を
 聞いた方が絶対にいい」

ということです。

世の中にはたくさんの
講座や有料コンテンツ、
コンサルメニューがあります。

そのほとんどは役に立つ
ものばかりです。

ですが、あなたの業界に
翻訳する手間を省きたいなら
業界のことをよく理解している
人の話を聞きましょう。

この話はそのまま営業トーク
にもなります。

お客さんに

「他の社労士、税理士は決して
 間違ったことは言いません。
 しかし、御社の業界特有の
 状況を理解している人の方が
 より役に立ちますよ(私ですが・・)」

というだけで
簡単に差別化ができます。
 

ご参考になれば幸いです。

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