既存客を維持させるには?
既存客を維持させるには?
以前に何かの本で
読んだのですが、
ネットフリックスは
オリジナルコンテンツの
作成に年間で
80億ドルも
かけているそうです。
これの数字には
一部の海外の投資家も
呆れていて、
「長く続くわけがない」
「どうせ買収されて終わりでしょ」
「社長はビジネスが
わかってない」
と批判をされています。
ですがもちろん、
ネットフリックスの
経営陣はバカでは
ありません。
ちゃんと狙いがあります。
その狙いが、日本の
我々士業にも非常に
参考になるので、ご紹介
します。
まず、ネットフリックスは、
世界中で1億2000万人
の加入者がいます。
一人当たり年間利用料が
1万円だとしても、
1億2000万円が
勝手に入ってくる
ビジネスモデルです。
そして、そのお金を
自社コンテンツに
つぎ込んでいます。
当然、全てのコンテンツが
面白いわけではありません。
中には全く、評価されない
つまらないものもあります。
でも、ネットフリックスは
御構い無しにそのような
コンテンツを作り続けてます。
次々に新しいコンテンツを
作り続ける彼らの狙いは、
・新規加入者を増やすため
・既存加入者の継続
これだけです。
つまり、新しいコンテンツ
ができれば、それ見たさに
新しいお客さんがやってきます。
さらに、次々にコンテンツを
充実させることで継続利用
しようと思わせて、脱退を
防いでいます。
海外の投資家が
バカにするやり方には
かなり合理的な理由が
ありました。
我々、士業も
ネットフリックスとの
共通点が1つあります。
それは、
継続課金をしてくれる
お客さんがいること
です。
士業のビジネスを
単純化すると、
・いかに新規客を獲得するか
・いかに顧客を継続させるか
の2つだと思います。
ここでネットフリックスが
参考になります。
つまり、コンテンツを
提供することで、顧客の
継続になる
ということです。
例えば、
事務所便りなどを
しっかりとした印刷物で
毎月、既存客に送っている
事務所があります。
送ってない事務所から
すれば、
「どうしてそんなコストを
かける必要があるのか?」
と思うかもしれません。
ですが、このような
コンテンツを送ることで
顧客の維持になります。
また、毎年変わる
助成金も1つのコンテンツに
なります。
毎年変わるということは
毎年提案ができます。
つまり、定期的に
コンテンツを送るのと
同じ効果があります。
もしくは、顧問先を
集めた定期的な勉強会
の実施もコンテンツですし、
Youtubeに動画を
アップして送るのも、
メルマガを配信するのも、
顧客維持のための
コンテンツになります。
繰り返しますが、
我々士業のビジネスは、
・いかに新規客を獲得するか
・いかに顧客を継続させるか
です。
顧客を維持するために
提供できるコンテンツを
充実させることを考えてみては
いかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。