サービスによって事務所名変える?

2019.09.27


サービスによって事務所名変える?

さて、本日は、
会社名、事務所名ついて
お話をしたいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

最近、ある雑誌で、
大学の特集をやって
いました。

最近の大学は
合併がすごいみたいです。

その雑誌を見て、
おっ!と思ったことが
あります。

企業が出資している
ある大学が学校名を変えて、
躍進しようとしているそうです。

その際の懸念材料が、

前の大学名の
マイナスのイメージが
払拭できるか?

だったそうです。

それを読んで

「やっぱりそうなのか」

と思いました。

大学にも限らず
社名とか名前にはどうしても、
イメージがついて回ります。

例えば、

某〇〇会社=安い

とかってありますよね?

それを払拭するために
どうするかというと、

同じ社名とかサービス名で
値上げするのは難しいです。

ですので、よくあるのが、
社名を変えたり、別会社を作る
という方法です。

実際、会社は1つだけど、
ブランドを複数作る
ケースは多いですよね。

例えば、
紳士服業界。

紳士服だと、
年齢層が高いので、
若者向け商品だと、
別ブランドを作る
というのはよく見ます。

そこで、我々士業は
どうなのかと考えたときに、

士業だと、
サービス内容自体に
相場観が多少あります。

例えば、
社労士事務所名で、

「コンサルをします」

と提案した場合、
社労士のサービス・顧問料の
相場観で判断されてしまう
場合があります。

もちろん、提案次第では
払拭できるのですが・・
 

そこで、
コンサル会社を別で
作っている事務所も
多いですね。

つまり、

商品戦略として
社名を変える

という方法です。

このように、コンサルなど
高単価サービスを販売する
為に、別会社を作るケースは
多いですが、

実は、逆のパターン
もあります。

つまり、あえて低価格
商品を売るために別会社を
作るという方法です。

某日用品メーカー
の事例だと、

競合が新商品を出すときに、
わざと同じ日に、競合の
超劣化版を赤字覚悟で出す
ことがあるそうです。

そのようにして、
ライバル商品を潰すそうです。

ただし、自社の社名で
劣化版を出すと、ブランド名
の価値が下がるので、

別会社から商品を出して、
相手を潰すそうです。

日用品メーカーは
熾烈な競争を勝ち抜かないと
生き残れないんでしょうね・・

この話で、何が言いたいか
というと、

士業がコンサルを
やりたいから別会社
を作るのは1つの手です。

ですが、
新規顧客獲得をする際に、

あえて低価格のフロント
エンド商品を売るために、
別会社・事務所を作るというのも、
1つだと思います。

同じ事務所名で
低価格のサービスを
リリースしてしまうと、
バックエンドの顧問等も
安く見られてしまいます。

ですので、低価格
サービスを提供するために、
別会社・事務所を立ち上げて、
あとあとバックエンドの
顧問に繋げるという方法です。
 

そういった視点で
社名とか別事務所を
作るのも1つだと思います。
 

ご参考になれば、幸いです。

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