顧問契約にもっと付加価値をつける方法

2024.09.11


顧問契約にもっと付加価値をつける方法

顧問契約にもっと
付加価値を加える
1つの方法として、

プロジェクトを
立ち上げる

という方法が
あります。

プロジェクトとは、

「この期間中に
 これを達成するために
 〇〇をやりましょう!」

というもの。

例えば、

・3ヶ月の間に、
 ハローワークに出している
 求人票を作り替えましょう

・半年の間に、
 社員にルールを浸透させる
 ようにしましょう

など。

プロジェクトを
立ち上げることで、
その期間中のテーマが
決まります。

ですので、訪問で
話すことにも困らなく
なりますし、

提供すべきことも
明確になってきます。

・3ヶ月の間に、
 ハローワークに出している
 求人票を作り替えましょう

であれば、
1ヶ月目は社長と
社員のインタビューをして
結果をまとめる。

2ヶ月目は、
求人票を作り上げる。

3ヶ月目は、
実際に公開してみて
結果を測定してみるなど
ですね。

このようにプロジェクトを
作ることによって

何を提供するのか?
相手に何をしてもらうのか?

が明確になります。

で、ここからが
士業が悩むところです。

「プロジェクトを
 立ち上げるのは
 いいけど、それで
 お金をもらえない・・」

要は、顧問料の
範囲内でやってくれ
と言われるという
ことですね。

これに対する対処としては
いくつかあります。

1つは、通常の
顧問業務とは全く別の
業務になるので、
お金をいただきたいと
提案することです。

これは筋が通っていますし、
これが王道です。

「こんなこと言ったら
 お客さんから

 じゃあ、いいや

 と言われるのでは?」

と思う人もいるかも
しれません。

ただ、そんなお客さんは
例えお金をもらっても
プロジェクトはうまく
行きません。

プロジェクト立ち上げの
ポイントは、

お客さんがそのプロジェクトに
本気になっているかどうかです。

ですので、プロジェクトを
提案する前にお客さんが
本気かどうかを確認する
必要があります。

ただ、それでも
提案しにくいなら、
ちょっと邪道ですが
方法があります。

それはプロジェクト自体は
顧問料の範囲でやり、
プロジェクトを進める上で
必要になってきたものに対して、
費用を請求すると言うことです。

例えば、半年以内にルールを
職場に浸透させましょう
というプロジェクトを立ち上げた
とします。

進める上で、
そもそもルール自体に
納得が行っていない社員が
結構いることに気づきました。

そこで、社員が
納得するようなルールに
変更してみてはどうですか?

と提案し、就業規則の
修正に対して対価をもらう
という方法です。

これは、私のパートナー
FPが財務コンサルとして
やっていることです。

FPは財務コンサルで
お金をもらうわけには
行きません。

ですので、
財務を改善するために
打ち合わせをするのですが、
そこは無料です。

財務を見直す中で
保険の使い方が
間違っていることを
指摘して保険を売っています。

この方法のポイントは
追加費用をもらうものを
最初から想定した上で
プロジェクトを立ち上げること。

そして、追加費用をもらう
サービスは単価が高いものに
することです。

この2つを守れば、
結構いい感じで
顧問先に価値提供が
できると思いますよ。
 

ご参考になれば幸いです。

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