Zoom社員さんの英断

2021.09.13


Zoom社員さんの英断

本日は、先日見た日経新聞
電子版の記事について
興味深かったので、シェアを
したいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

先日日経新聞電子版を見ていて、
面白い記事がありました。

それは、Zoomの日本法人の
社長のインタビューです。

Zoomという言葉は、
社名ですが、英語圏では、
ウェブ会議をするという
動詞として使われている
そうです。

それぐらい認知されています。

その記事では、
2点ほど興味深いお話を
されていました。

まず、1点目は、
Zoomがこれだけ
普及した理由の一つに
小中高の学校に無償で
提供したからだそうです。

去年のコロナの影響で
政府が学校に休業要請を
しましたよね。

その時期に、Zoomの営業担当に
政府から連絡がきたそうです。

その時に営業担当の独断で、
全部無償で提供することに
なったそうです。

当時は35名ぐらい
の社員数だったそうですが、

「そんなことしていいんですか?」

と記者が聞いていました。

その時に社長は、

Zoomにはいくつかの
フィロソフィーがあって
例えば、

お客様に幸せを届ける、
そのためには働く従業員も
幸せであるべき。

とか、

互いに尊敬する
法律を順守する
アグレッシブにやる
とか。

全部当てはまる行為で
あれば、上司に確認しなくても
独断で決定していい
という社風だそうです。

「とはいえ、全国の学校に無償
 提供するのは、すごいな」

と思いました。

その記事では、
他にもJALの事例を
話していました。

JALはお客さんが減っていく中で
客室乗務員とか整備の人が
Zoomで訓練をやっているそうです。

特に現場の人たちって
Web会議って合わないのでは?

と思っていたので、
これは驚きました。

Zoomの社長がJALの
IT担当の人に話を聞いたら、

「特別なことはやっていない。
 Zoomのアカウントを
 与えただけで自主的にやっている。」

そうです。

「これまたすごいな」

と思いました。

2つとも社員の自主性が
伺えます。

これだけコロナで
ぐちゃぐちゃとなった中で
リアルで会うのが
どんどん少なくなって
きています。

そこで、人と会う責任感も
重要度も下がっているな
と思っています。

例えば、商談でも、
セミナーでもWEBでやると、
明らかに、日程変更、キャンセルが
増えたなと思います。

リアルで会うとなると、
当日キャンセルは
なかなか申し訳ないと
思うので少ないですよね。

WEBだと手軽にできるので、
その辺りの責任感や重要度が
下がっているなと思います。

我々ビジネスをやる中で
商談ってすごく大事です。

コミュニケーションが
どんどん簡素化・デジタル化
していき、希薄になっていく中で

どういったことをコンサルとして
サポートしないといけないのか?

どう対応しないといけないのか?

これをすごく考えさせられました。

例えば、
Zoomの場合ですが、
カメラを複数付けて、リアリティを
出したり、投票を使ったりして、
工夫をして、より濃いコミュニケーション
を取る方法はあると思います。

今後は、ITツールを組み合わせて
どうコミュニケーションをするのかが
大事だなと思いました。
 

ご参考になれば、幸いです。

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