“脱”売上につながらない仕事
“脱”売上につながらない仕事
ちょっと考えてみて欲しいのですが・・
あなたは、
無料と有料の境界線を
明確にしていますか?
士業あるあるなのが、
「顧問の範囲内で
新しい業務を請け負ってしまう」
ということです。
これをやることで、
売上が上がらない仕事が
増えます。
その結果、
貧乏暇なしの状態に
なります。
「忙しい割に売上が上がらない」
「時間が足りない」
「新しいことをしたくてもできない」
という悪循環に
陥ってしまいます。
ですので、
どこまでが無料で
どこからが有料なのか?
これを明確にすることは
非常に重要です。
ですが、士業のように
目に見えないサービスを
扱っていると、なかなか
明確にできないですよね。
ではどうすればいいのか?
前職時代の私も
コンサルという目に
見えないサービスを
提供していました。
その際の、無料と
有料の境界線は、
知識の提供=無料
個別サポート=有料
としていました。
もっと言うと、
何をすればいいのか(What)
どうすればいいのか(How to)
までは無料です。
実際に動くのは(Do)
有料というイメージです。
例えば、応募者が
集まらないという
問題を抱えている場合、
何をすれば応募者が
もっと集まるのかの
アドバイスは無料でします。
例えば、
「今の応募者は
仕事のやりがいよりも
社内の人間関係や
楽しく働きたいという
思考が強いので、そういう
書き方をした方がいいです」
「どこの会社も採用に
費用をかけているので、
今の予算配分では競合に
負けてしまいます」
などです。
そして、どうすれば
いいのか(How to)
まで教えます。
例えば、応募者が
魅力を感じる求人票を
書くためには、
社員のインタビュー
応募者の分析
記事の書き方の工夫
などをすると、
魅力的な求人票が
書けますよ
という所までは教えます。
ここまで教えると
何が起こるかというと、
お客さんの方から
「じゃあやってよ」
と言われることが
多いです。
そこで、
「私たちがやるなら
有料になります」
と伝えると、
すんなりと提案が
通ることが多いです。
なぜなら、
お客さんは
・問題の原因
・解決の方法
まで、分かっているため
あとはやるだけです。
ですが、
そのやることが
めんどくさい・・
だったら、プロに
頼もうかとなるからです。
このように、
知識の提供=無料
個別サポート=有料
にするといいですよ
とお伝えすると、
「でも、顧問料もらっているから
顧問料の範囲でやってよ
と言われそう・・・」
と心配するかも
しれません。
ですが、その心配は
ほとんどが幻想です。
なぜなら、
「ここからは有料です」
と伝えている士業の方が
少ないからです。
士業のお客さんは
ほとんどが社長です。
社長はビジネスの
プロです。
ビジネスのプロは、
価値あるものには
お金を惜しみません。
個別サポートには、
・めんどくささを解消
・プロに頼む安心感
というしっかりとした
価値があります。
ですので、お金を
払ってくれるケースの
方が多いです。
売上につながらない
仕事をやらないために
無料と有料の境界線を
明確にしてみては、
いかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。