2種類の代行業、あなたはどっちをやりますか?

2021.02.05


2種類の代行業、あなたはどっちをやりますか?

本日は、代行業について、
お話を致します。

昨日、ニュースを見ていたら、

ウェリコという企業の
特集をやっていました。

この会社は何を
やっているかというと、

飲食店向けに通販の
代行サービスを行っています。

すごいなと思ったのが、ただ単に

「あなたのメニューを
 通販で販売します」

というだけでなく、通販用に
食材の加工から、販売まで
全てを代行していることです。

飲食店は、お店のレシピを
ウェリコに送ると、

そのレシピをもとに
通販で販売するために

食材の加工からラッピング、
販売まで全てを行ってくれます。

コロナの影響で飲食店の
集客はダタ落ちですよね。

そんな中、
「通販ができればな」
と思っている飲食店も多いそうです。

ですが、
通販をするにはハードルが高いです。

そもそも安全に、そして味を落とさずに
食材を家庭に届ける技術がありません。

そんなニーズを汲み取ったのが、
ウェリコです。

ウェリコがやっているのは
要は代行業です。

私も前職時代から
代行業をやっていましたが、

代行業には、主に2種類あるな
と思っています。

1つ目は、
「企業内でできることを代行する」

2つ目は、
「企業内でできないことを代行する」

1つ目は、
「やろうと思えば自社できるけど、
 手間がかかるので、お金で解決しよう」

というニーズがあります。

で、こちらの代行は、正直あまり
相手から感謝されません・・。

しかも、価格でぐちぐち言われるし、

失敗でもしようものなら、
相当白い目で見られます(笑)

「うちでも、できることを
 あえてお金払ってるんだから
 ちゃんとやれよ!」

という気持が見え隠れします・・・。

ですが、2つ目は違います。

「やりたいんだけど、
 技術やノウハウが
 ないから手伝ってほしい」

というスタンスなので、
一緒に頑張りましょう
という意識が芽生えます。

そして、かなり感謝されます。

同じ代行業でも全く意味合い
が変わってきます。

で、士業の場合、代行業を
行うことも多いと思います。

「どちらの代行業を行っているのか?」

をしっかりと分かっている(意識している)
必要があります。

そして、どうせ代行業をやるなら、

企業内でできないことを
代行すべきです。

例えば、補助金の
申請書などはそうですね。

これは特殊な
ノウハウが必要なので、
企業内ではできません。

ですので、補助金を扱うと、
お客さんから感謝されるだけなく、

一生涯の付き合いができます。

ちなみに、
この「企業内でできないこと」
は、相手ができないことですので、
企業ごとに違います。

どちらの代行をするかで
その後のお客さんとの
付き合い方が相当変わってきます。

そういった意味では、
代行業を受注する前に相手が
どういった状態をヒヤリングするのが
重要となります。

あなたはどちらの代行業をしますか?
 

ご参考になれば幸いです。

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