ドラッカー流の強みの見つけ方

ドラッカー流の強みの見つけ方

かの有名なドラッカーは
こう言っています。

「強みを知る方法は
　１つしかない。
　フィードバック分析である」

フィードバック分析
とは、次のような
シンプルな方法です。

「何かをすることを
　決めたのならば、
　何を期待するのか？
　を直ちに書き留めておく」

「９ヶ月後、1年後に
　その期待と実際の
　結果を照合する」

というものです。

ドラッカーは、
常に

「強みは成果に現れる」

と言っていました。

ですので、自分の
強みを知るためには、

「これこれを期待して
　これをやる！」

と決めて、
その期待と成果を
照合することが大事
ということです。

そして、期待と
成果が合致すれば、
それはあなたの強みに
なり得えますし、

合致しなければ、
あなたの強みではない
ということが分かります。

知の巨人と言われる
ドラッカーは、
このフィードバック分析を
なんと50年以上も続けていた
そうです。

そして、フィードバック
分析を行うたびに、
その結果に驚かされる
と言っています。

今思えば、私も

「これはうまくいくだろう！」

と思ってやったことが
あまりうまくいかず、

「ま～、やってみるか」

と軽い気持ちで
やったことが案外
うまくいき、驚かされる
ケースは多いです。

これだけ多くの人に
影響を与えたドラッカーが
いうことなので、説得力が
ありますし、

何よりも、私は

「強みは成果に現れる」

という考え方が
シンプルで好きです。

「自分の強みは
　何かな～？」

とあれこれ
考えることも大事ですが、

やってみた結果、
うまくいったことは
強みの原石として
磨きをかけていく

という方が分かりやすい
ですよね。

そのために
大事なことは、

「何を期待するのかを
　直ちに書き留めておく」

ことと、

「振り返ること」

だと思います。

士業のあなたにとって

商品サービス＝自分自身

というケースが
多いと思います。

ですので、事務所が
発展していくためにも、

自分の強みに
磨きをかけること

は必須です。

その際には、
このフィードバック分析を
やってみてはいかがでしょうか？

やり方は簡単です。

用意するのは、
ノートと筆記用具のみ。

そして、日々の業務の中で

「これをやろう！」

と決めたことは、
ノートに書きます。

この時のポイントは、

期待することも
同時に書くこと

です。

そして、数ヶ月経った時に、
その期待することと、
成果が合致しているかどうか
を見極めます。

そうすると、
期待と成果が合致する
パターンが見えてきます。

それがあなたの
強みの原石です。

さらに、期待と
成果が合致しない
パターンも見えてきます。

それはあなたの
強みではないので、
できるだけ人に振りましょう。

ドラッカーは
こうも言っています。

「強みのみが成果を生む。
　弱みはたかだか頭痛を生む
　くらいのものである」

2020年は是非、
強みを見つけて磨きを
かける年にしてみては
いかがでしょうか？
 

ご参考になれば幸いです。