ターゲット設定をしても響かない?
ターゲット設定をしても響かない?
本日は、
ターゲティングについて
お話をしたいと思います。
また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。
動画が見れない方は下記を
ご覧ください。
――
ターゲティング
という言葉は、
マーケティングの世界では
よく使われる言葉です。
私もメルマガで何度か
紹介しているので、これを
見ているあなたもご存知だと
思います。
要は、
見込み客を絞りましょう
ということですね。
例えば、社労士や
税理士など、中小零細
企業の社長がお客さんの場合、
「中小零細の社長~!」
と言っても
響きません。
そうではなく、
「〇〇業界の~
〇〇地域の~」
のように、
どんどん絞らないと
こっち向いてくれなく
なってきています。
このようにターゲットを
絞るとメッセージが
変わってきますよね、
という話がターゲティングです。
このターゲティングは
非常に重要です。
なぜ、絞らないと
いけないのかというと、
競合と情報が溢れかえって
いるからです。
例えば、
社労士ですよ、税理士ですよ
弁護士ですよ、
と言っても、競合が多く
情報が溢れているので、
あなたに気づいてくれません。
どうすれば、
あなたのことに気づいてもらい、
あなたの話を聞いてくれるのか。
そのためには、
「私のことを言っているな」
と自分ごとだと
思わせる必要が
あります。
みなさんもそうですよね?
テレビや新聞など
膨大な情報の中から
どの情報に耳を傾けるか
といえば、自分に関係が
あるニュースではないでしょうか?
「自分のことを言っているな」
と思わせるためにも、
ターゲットを絞る必要が
あります。
でも、この絞り方が
甘い人が多いんです。
実は、私も前職時代は
絞りが甘くて失敗
しました・
前職時代、採用の選考方法
の研修コンテンツを
高額で売っていました。
その当時のターゲットが
外資の製薬メーカーでした。
実際に、世界トップ
クラスの企業を何社も
受注していました。
そこで私はもっと、
市場を広げようと
中堅の製薬メーカーも
攻めることにしました。
いざ、お客さんに
商品を持って行って
説明をすると・・・
「いや~うちには
合わないな~」
「うちのレベル感では
ちょっと違うな~」
と、ことごとくダメ出し
されました・・・
同じ製薬メーカーを
ターゲットをして
そこに響くメッセージを
作っていたにも関わらずです。
ダメ出しされた理由は、
後々考えてみると明白でした。
その当時のターゲティングは、
外資の製薬メーカーという
業界や業種などの定量データ
だけでセグメントしていました。
要は、意思決定者の
パーソナリティを
入れていなかったんですね。
なので、
「あなたの会社より格上の
あの企業が導入している
選考方法ですよ?」
と言っても
響かなかったんです。
〇〇業界の社長
〇〇地域の社長
など、データで
ターゲティングをしても
意思決定者のパーソナリティで
絞らないと響かないという
ことを学びました。
重要なポイントは、
そこまで絞らないと
メッセージが届かない
時代になっている
ということです。
最近では、薬でも
ただの風邪薬ではなく、
遺伝子レベルで個人に
合った薬を作るテーラーメイド
の開発が進んでいます。
同じようにマーケティング
でもより1社1人に絞った
ものにする必要が出てきています。
集客やお客さんを獲得
する上でむちゃくちゃ
重要になるターゲティング
ですが、
かなり奥深いです。
ご参考になれば、幸いです。