FAXDM原稿の注意点
FAXDM原稿の注意点
FAX-DMとは、業者などのリストを使って
企業に宣伝・集客目的でFAXを一斉に送信
することです。配信代行も業者がします。
大体、基本料+1通8円前後の費用です。
この、FAX-DMの反応率ですが、
1%あれば良い方です。
以前は、
「千三つ」と言われ1000通で3件の反応
と言われていましたが、それは、過去の話。
今は、あらゆる業者がFAX-DMを使って
いるので、年々反応は落ちています。
しかし、コストが安いという点と
原稿次第では反応率を上げることも
できるため、まだまだ有効な手段です。
原稿の書き方(テクニック)については、
色々と書籍があります。
そちらをご参考にしてください。
最近は、似たようなキャッチコピーが多いので、
そのままパクるのはご注意ください。
私は、セミナー営業をよくしていますので、
FAX・メールDMを利用しています。
原稿を書く際に、いつも心掛けていること
があります。それは、
「初めに見る人を想定する」です。
これは、以前にある会社の社長に
言われたからです。
その社長曰く
「基本的に社員がFAX原稿を初めに見る。
そして、私に届けてくれる。その為、
たまに、興味はあるが申し込みしづらい
ことがある。
それは、私(社長)や経営にはメリット
があるが一般社員にはあまりメリットが
ない内容です。社員を前にして、すぐに
申し込むことはできない。」
なるほど。
社会保険労務士のターゲットは、
主に中小企業の社長です。
FAX-DMの原稿も社長に向けて書くことが
多いと思います。
しかし、その前に一般社員が見ることを
考えないといけません。
例えば、キャッチコピーが
「問題社員の対処の仕方!最強就業規則」
や
「残業代を抑えてコスト削減!
賢い賃金規定のつくり方」
だと、一般社員はそれを見て
どう思うでしょうか?
社長には、届けずに即ゴミ箱行きですね。
ターゲットを絞り、ターゲットに向けて
メッセージ(キャッチコピー)を発信
することは、マーケティングの基本です。
しかし、いざ告知・実施の段階では
逆にこれがマイナスになることも
ありますので、ご注意ください。
これを避ける方法は、簡単です。
ターゲットに原稿を見せて感想を
聞いたらいいんです。
私も顧客の社長に見せて分かりましたから。