差別化できないから動けない・・ならどうする？

差別化できないから動けない・・ならどうする？

紹介営業で有名な
コンサルタントが
こんなことを言っています。

「同じ商品、サービスなら
　人は知っている人、
　気に入っている人から買う」

これってすごく
深い言葉だな～って
思うんですよね。

というのも、

士業が最も悩むことは

「他社との差別化」

じゃないですか？

一般企業であれば、
差別化するために
サービスを磨いたり
商品開発をしたりします。

しかし、士業は
サービス自体にあまり
自由度が効きません。

なので、なかなか
差別化する方法が
見つからない・・

という方が
多いと思います。

ですが、
こうも思うんですよね。

そこまで差別化に
こだわる必要もないのでは？

と。

もちろん、差別化
する努力を怠ることは
ダメだと思っています。

もっと言えば、

「他ではなく、あなたと契約する
　ことの最大のベネフィットは何？」

に答えられないと
いけません。

ただ、差別化できない
から動けないのは違う
と思います。

じゃあ、差別化できない
ままでどう行動するのか？

その時の指針になるのが、
最初に紹介した言葉です。

「同じ商品、サービスなら人は
　知っている人、気に入っている人
　から買う」

つまり、差別化できるように
なるまで行動しないのではなく、

あなたのことを知ってもらう
行動をしましょう。

そして、あなたのことを
気に入ってくれる努力を
しましょう。

ということです。

あなたのことを
知っている人を
増やすためには何が
できるでしょうか？

１つはセミナーですよね。

今は難しいかも
しれませんが、
セミナーを主催
するだけなく、

ターゲットが参加
していそうなセミナーに
行ってみる

というのもあります。

他にも色々と
考えられますよね。

差別化ができるまでは
そういう行動もしっかり
やりましょうということです。

「そうは言っても
　セミナーやるにしても
　提供できるテーマがない・・」

という方も
いらっしゃいますよね？

ただ、そういう方の
話を聞くと、どうしても
尖ったテーマのセミナーを
やらないといけない

という思考に
ハマっています。

他の士業がやらないような
話をしないといけない
と思っています。

でも、そんなことも
ないんですよね。

もちろん、
それが理想ですが、
あなたにとって
当たり前のテーマで
あったしても、

お客さんにとっては
知りたいことはたくさん
あります。

差別化、差別化・・・
他と違うこと・・・

を意識しすぎると、
動けなくなるので
注意が必要です。

そして、最初に
ご紹介した某コンサルタントは
続けてこうも言っています。

「同じ商品、サービスなら人は
　知っている人、
　気に入っている人から買う」

「紹介も然り」

つまり、あなたのことを
知っていて、気に入っている
人が増えれば、

たとえ差別化しなくても
紹介は増えていくという
ことです。

もちろん、紹介は
すぐに結果は出ませんが

差別化できないと
悩んで行動できないより
よっぽど生産的だと
思いませんか？

もしかしたら、
今日の話は精神論に
聞こえたかもしれません。

でも私は、これは
精神論ではなく
戦略だと思います。

あなたはどう思いますか？
 

ご参考になれば幸いです。