ニーズ喚起ってどうやってやるの?
ニーズ喚起ってどうやってやるの?
本日は、ニード喚起について
お話をしたいと思います。
士業のビジネスを
一言で言えば、
先生としてのポジションを
維持しながら専門知識や
経験を売っていく
ビジネスです。
ですので、小売や
メーカーのように、
「これを買ってください!」
と言って売り込むような
ものではありません。
さらに言えば、士業の特徴
として予防系のサービスが
多いので、ニーズが顕在化
しているものでもないです。
よって、
「買ってください!」
と売り込むこともできません。
なので、顧客を獲得するのが
他のビジネスよりも難しい
と言っていいと思います。
逆に言えば、
しっかりとニーズ喚起をして、
「あなたに相談をしたい」
と思ってもらうような
プロセスをしっかりと
構築できれば、
過度な売り込みを
しなくても自然と顧客は
増えていきます。
今日は、ニーズ喚起を
どうやって行うのか?
そのヒントになる
お話をしたいと思います。
ある香辛料を販売している
メーカーの話です。
その香辛料は
かなりマニアックなもの
なので、
普通の家庭では
あまり使わないものです。
要は、ニーズが
ないわけです。
で、そのメーカーは
ニーズを喚起するために
何を行なっているかというと、
香辛料を使った
レシピをのせた小冊子
を無料で配っています。
家族がいる奥さんにとって
今日の晩ご飯のレシピ
を考えることは、
かなりめんどくさいこと。
でも、やらないと
いけないことです。
ですので、レシピ本という
ニーズはかなりあります。
さらに言えば、
レシピ本は捨てられることなく、
置いておかれる
というメリットもあります。
ですので、このレシピ本で
香辛料のニーズを喚起
しようとしている訳です。
これは士業にとっても
参考になる話です。
例えば、あなたが
働き方改革を進めるための
コンサルを売りたいとします。
その際に
「働き方改革で成功した
10の事例」
のような小冊子を
作ることで、ニーズを
喚起することができます。
他にも、
「リモートワークで
成功した事例」
や、
「補助金を使って
事業拡大を成功した事例」
などもいいですね。
小冊子づくりのポイントは、
あなたのサービスを使うことで
お客さんが得たい結果を
得ることができる
という作りにすることです。
「働き方改革で成功した
10の事例」
であれば、あなたが
関わったお客さんの
事例を出して、
・どのような結果を手に入れたのか?
・そのために何をやったのか?
をまとめます。
何をやったのか?
の部分であなたの
コンサルサービスを
チラ見せするという流れです。
無料の小冊子などは、
士業にとってかなり
使えるツールですので、
ぜひ活用してみてください。
ご参考になれば幸いです。