値付けの注意点

値付けの注意点

本日は、値付けについて
お話をしたいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

先日、6年ぶりに
プライベートのスマホの
機種変更をしました。

私は、プライペートに
関しては、かなりズボラで、
後回しにしがちです。

会社だとパソコンやスマホは
定期的に買い換えたりしてますが、

プライベートだと、
6年間ずっと同じ
携帯でした・・。

さすがに、１日2回
充電するのは辛いという
ことで変えることに
しました。

久しぶりに
携帯ショップ行った時、
率直な感想が

サービス内容が
すごいシンプルに
なっているな！

でした。

6年前だと、
オプションやらプラン
とかややこしかったですが、

今は、３つぐらいしか
プランがなく、シンプルで
分かりやすいですね。

古いですか（汗）

割引とかも面白くて、
家族で入ったら機種台を
割引とか

4年の４８分割すると、
2年目以降に機種変したら
それ以降の価格がかからないなど、

割引も充実して
いました。

「なんでそんなこと
　割引をやるの？」

と聞くと、

去年、2年縛りでの解約金
に制限がかかったので、
各社工夫をしている

とのことでした。

そこで、ふと
思ったのが、

携帯会社は、
5Gとか法改正でつどつど
サービス内容や値付けを
変えています。

法律改正や技術進化に併せて、
かなり努力しているな
と思いました。

一方、士業は
どうでしょうか？

キャリア会社ほどではないけど、
法に影響される職業です。

じゃあ、それに合わせて
サービス内容や値付けを
変えたりしている人は
どれくらいいるでしょうか？

いろんな経営者と
話す中で、未だに
言われるのが、

顧問社労士や税理士は、
突き上げ（都度提案）がないのに、
毎月顧問料を請求してくる

と不満めいたこと
おっしゃっています。

そういう話を聞く際に
私がふと思ったのが、

分かりやすさより
納得性が重要だな

ということです。

今回の携帯ショップでも
シンプルで分かりやすい
のはいいのですが、

よくよく見ると、
ショップの人が

故障とか起きた時の
なんとかケアプランとか、

ウイルス感染を
除去するためのプラン

などが勝手に見積に
入れていました。

「これ何？」

と聞くと、

「故障した時に通常だと
　１万ぐらいかかるのが、
　これだと、３千円ぐらいに
　抑えられます」

というのですが、
そもそも、そのプランに
年間１万円払うなら
意味がないプランです。

ですが、

「これは機種変した時に
　しか入れないので！」

の一点張りでした。

そこには、全く
納得性がありませんでした。

結局、そのプランは
外させました。

いくらシンプルで
分かりやすくても、
納得しないと、
契約はしません。

これは士業の場合も
同じです。

「全部任せてください」

というのは、
ある意味分かりやすくて
いいのですが、

受け取り方によっては、

なんで全部任せる
必要があるのか？

これとこれは
自分たちでやるから
値引きして

という発想に
なりがちです。

分かりやすくすれば、
納得性が高まると思いがち
ですが、そんなことは
ありません。

もし、あなたが
これから新規の
お客さんに提案をするなら

分かりやすさ
プラス納得性があるか？

を意識してみてください
 

ご参考になれば、幸いです。