セミナー集客～ コピーライティング編～Vol.4

セミナー集客～ コピーライティング編～Vol.4

３．このままではダメ（問題提起【コンテンツ：悩み・課題系】

 

前回は、２．現状
について、お話をしました。
 

念のため、コピーライティングの
全構成要素を記載します。
 

【１】参加者の悩み・課題を解決する
　　 コンテンツの場合
 

１．キャッチコピー
２．現状
３．このままではダメ（問題提起
４．具体的な解決策があるよと伝える
５．その解決策を実施した実績
６．限定性
７．オファー
 

今回は、３．このままではダメ（問題提起
について解説をします。

３．このままではダメ（問題提起

まずは、役割について確認です。
 

それは、

「他人事を自分事に変える」

です。
 

２．の現状だけでは、読み手は、
「へー」と他人事のように見ている
場合が多いです。
 

自分（自社）には、問題（影響）
はない。と思っています。
 

そもそも、問題を認識しないと、
悩みや課題を持ちません。
 

悩みや課題がないと、
解決して欲しい！とも思いません。
 

結果、セミナーに来ません。
 

なので、この３．問題提起で、
あなた（会社）にも起こり
える問題ですよ。（影響がある）と
自分事のように思わせます。
 

具体的に何を書くかですが、
 

例えば、

・御社の●●は去年更新しましたか？
・御社の●●はチェックしていますか？
・あなたの●●は大丈夫？

といった、「問いかけ」がベタです。
そして、その後に解説が続きます。
 

ある意味、小キャッチコピーの
ような感じです。
 

ポイントは、
上記文章の●●の箇所が
「意外なもの」にする。です。
 

相手に、
「え？そこ？」
「●●は大丈夫じゃないの？」

と思わせます。
 

なぜなら、普通のことを言って
も読み手は響きません。
 

結果、知っているわ！と思い
他人事のままになります・・。
 

例えば、
労使問題系の現状を書いて、
「御社の就業規則大丈夫ですか？」

といったケースです。
 

現状からすぐに連想される
ものは、極力避けましょう。
 

例えば、

職場内トラブルの現状を出して・・
「御社のトイレは毎日チェックしていますか？
なぜなら、社風が乱れると・・」

といったように、
職場内トラブル＝トイレ？
といった意外性を出します。
 

そして、後ほどしっかりと解説を
するといったパターンです。
 

ま、上記はあくまでも例です。
フラッシュアイデアなので、
根拠は聞かないでください・・。
 

また、ご注意点があります。
 

FAXDMのようにA4一枚という
制限がある媒体の場合は、
この構成要素を忘れがちです。
 

結構、この問題提起の記載がない
原稿を見ます。
 

せっかくキャッチコピーを見て
興味をもってもらっても、
この部分がないと、現状を見て
他人事で終ってしまいます。
 

そして、捨てられる運命に・・・。
 

ご参考になれば、幸いです。