相手との距離を詰めるベタな方法

2022.03.29


相手との距離を詰めるベタな方法

本日は、コミュニケーションの
ちょっとしたテクニック
についてお話をしたいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

相手との距離を詰めるベタな
コミュニケーションの手法として
「共通の敵を作る」があります。

共通の敵は、
私の過去のメルマガでもよく
取り上げました。

ま、コミュニケーション術で
よく使われる有名なテクニック
です。

なので、
何を今更!と思うかもしれません。

ですが、ベタ中のベタがゆえに、
私もそうですが、世の中のコンサル
や書籍でもあまり言及していません。

しかし、商談で相手との距離を
詰めたい場合は、「共通の敵」
を作るのは、非常に効果的です。

よって、まだ知らない方、もしくは
知っている人は復習として、
今日の話は聞いてください。

すでに、やり倒している方は
スルーしてください。

では、本題の戻ります。

この「共通の敵を作る」ですが、
文字通り相手と私との間に
共通の敵を作ります。

そうすると、相手との
距離が縮まります。

ま、仲良くなるといった感じです。

士業の場合、共通の敵として
多いのが行政や役所関係です。

税理士ではあれば「税務署」
社労士であれば「労働局」とか
「年金事務所」とかですね。

役所関係の

「対応悪いですよね~」

とか

「税金いっぱい取りますよね」

とかそういうことを
商談で話すと、社長は

「そうだよね。」

と、共感してくれます。

すると、お互いが同じ
方向を向くので、
一気に距離が縮まります。

ま、この手法は大人ではなく
むしろ子供の方が良く使っています。

ただ、共通の敵が行き過ぎて、
いじめに発展したりしていますね。

この共通の敵は基本的には
マイナスのパワーです。

なので、多用すると常に文句を
言っている人と思われますので、
ご注意を。

ただ、マイナスのパワーは、
相手の感情を動かしやすいのも
事実です。

なので、新たなことを提案する
時や顧問をひっくり返す時
なんかは、かなり強力です。

結構私も使っています。

「年金事務所の対応や
 この法律おかしい!」

と訴えると、

「そうだ!そうだ!」

と相手は言ってくれます。

そうすると、

「私はあなたの敵では
 なく仲間ですよー」

という印象を持たせることが
できるので商談でも相手
との距離がぐっと縮まります。

もし、あなたが商談でなかなか
お客さんと打ち解けられないので
あれば、共通の敵を作ってみてください。

注意点は、

同業者を共通の敵にしない

ことです。

例えば、

「その顧問税理士は、
 そんな対応しかして
 くれないんですか?」

という感じの話をすると、
その場は盛り上がるかも
しれません。

ただ、ひっくり返して顧客に
なった後が大変です。

「あんなこと言っておきながら
 全然できてないじゃないか!」

と言われかねません。

あんまり
同業者の悪口をいうのは
しない方がいいですね。

そもそも品がないので。

あと、もう1つは商談ではなく、
自分自身や社員・職員に使える
共通の敵的なのがあります。

それは、自社・自事務所の
ライバルを作るということです。

あなたの会社・事務所には
ライバルがいますか?

ライバルを1つ設けるだけで、

自分自身も

「あそこに勝とう!」

とモチベーションが上がります。

また、社員にもいいです。

売り上げ目標とか目標顧客数など
数字目標を持つことはいいですが、
数字だけだとイメージがつきにくい
です。

であれば、

「競合の〇〇事務所を抜くぞ!」

というと、社員の意識が高まります。

当社も

「この分野ではあそこを抜こう!」

というライバルがいます。

ライバルがいるだけで
やる気に火がつきます。

2つともコミュニケーション術
でベタベタです。

なので、今更取り上げられること
が少ないです。

でも、すごく大事で強力ですので、
ぜひ使ってみてはいかがでしょうか?
 

ご参考になれば、幸いです。

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