コンサルっぽい商談方法とは?

2018.11.27


コンサルっぽい商談方法とは?

さて本日は、
問題解決について
お話をしたいと思います。
 

これからは、士業も
コンサルティングできないとダメだ!

コンサルティングは問題解決だ!

と、よく言われますが、
 

では、そもそも
問題とは何でしょうか?
 

コンサルの人が
よく言うのが、

「問題はあるべき姿(目標)
 と現実とのギャップ」

と言われています。
 

例えば、ある会社では
売上1億があるべき姿
だとします。

しかし、現状が5000万なら
5,000万のギャップが問題です。

ですので、ギャップを
埋めるために何をするのか?
が問題解決になります。

あるべき姿に向けて努力し、
達成したら、更に高みの
あるべき姿を描いて努力をする。

この繰り返しが、自分自身や
会社の成長のサイクルです。

私は、人材育成において、
問題解決が一番成長すると
思っています。

しかも、問題が大きければ
大きいほどいいと思っています。

なので、私は基本的にトラブル
大歓迎です。

・・脱線しましたので戻します。
 

この考えは、お客さんにとの
商談などでも使えますし、
自分にも使える普遍的な
原理原則だと思います。
 

例えば、お客さんの
悩みを解決する際に、
お客さんの現状と悩み
だけでなく、あるべき姿を
聞かないと問題解決は
できません。

あるべき姿がないと
ギャップがないので・・

なので、不満とか愚痴とか
を聞いたらとりあえず、
理想を聞いてください。

そうすると、現状と
理想とのギャップが
明確になり、お互いの頭が
整理できます。

さらに、

「そのギャップを
 埋めるためにこういった
 ことができますよ」

と言えれば、提案がスムーズ
ですし、コンサルっぽくなります。
 

また、お客さんだけでなく、
自分自身にも使えます。

私もそうですが、

「なんか停滞しているな」

と感じることがあります。

そういう時は、たいがい
あるべき姿がぼやけていて、
ある意味、問題がない状態だった
ことが多いです。
 

よく言われることですが、
問題意識もなく、
今で十分満足だ!
というのは危険な状態です。
 

なぜなら、理想がないから
問題(ギャップ)が発生していない
可能性があるからです。
 

このまま未来永劫、自分の
ビジネスが安定であれば
いいのですが、ほとんどの
業種がそうではないです。
 

理想を描き、現状との
ギャップ(問題)を常に
認識しないとどうなるか?

現状に満足して、何も
工夫しなくなります。

結果、衰退していきます。
 

ですので、常に理想を描き、
あえて、問題を抱えている
状態の方がある意味安定して
いると思います。
 

また、この考えは、
職員さんや従業員
のモチベーションアップ
にも使えます。

やる気がないのは
理想の姿がないから
かもしれません。

理想を思い描かせて、
現状とのギャップを
認識するとやるべきことが
明確になり、やる気が
出てくるものです。

・理想
・現状
・問題

この3点は、どのような
場面でもすごく使えます。
 

士業の将来は、AI・クラウド
などの外部環境の脅威で
かなり厳しいですよね・・
 

じゃあ、そんな厳しい将来の
外部環境の中で、自分の事務所・
は、どういったあるべき姿を
新たに描いていくのか?
 

これはやっていかないと
いけません。
 

その上でギャップを埋める
ための事務所の戦略を作る
必要があります。
 

もし、あなたが停滞感を
感じているのであれば、
この3点を使ってみては
いかがでしょうか?
 

ご参考になれば、幸いです。

 

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