で、どれがいいの?と言われる・・
で、どれがいいの?と言われる・・
本日は、商談トーク
についてお話をしたいと思います。
また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。
動画が見られない方は下記を
ご覧ください。
――
先日、朝のワイドショーを
見ていたら、
いよいよ10月から始まる
消費税の増税についての
特集をやっていました。
ご存知の方も多いと
思いますが、
指定の中小小売店で、
電子決済をすると、
国から5%還元が
あります。
特集では、
Paypayなどの
スマホ決済する
パターン
suicaとかの
交通系のICカードで
決済するパターン
など、
どういう形で
還元されるのか
を説明していました。
これがなかなか
ややこしい・・・
大手コンビニでは、
2%その場の会計で
値引きをするそうです。
一方あるクレジット会社では
引き落としから5%減額とか、
また、あるところでは、
ポイントで還元とか、
suicaは、suicaの
ポイントが付くのですが、
その前に、
名前が書いている
suicaで決済しないと
いけなくて、
かつ、そのカードを事前に
サイトに登録しないと、
ポイントが還元されないそうです。
しかも、JREポイント
というポイントでしか
還元されないとか・・・
かなり複雑でした。
あるコメンテーター
なんかは、
「で、何を使ったら
いいんですかね?」
って言っていました。
ポイントマニアの
私でも、正直分かり
にくいです。
この特集を見ている時に、
ふと、思い出したのが、
商談時によく社長から
「で、どれがいいのですか?」
「一番効果があるものを
教えてください」
と聞かれるな
ってことです。
いろいろな選択肢が
ある提案だと、
こっちを立てれば
あっちが立たなくなり、
これが絶対いい!
というのは、会社に
よって違ってきます。
士業は法的なことがあり、
どれが一番いいのか
言い切れないことって
よくあると思います。
でも、お客さんは
「先生が一番いいと
思うのを教えて欲しい」
と思っています。
ここ最近の商談を
振り返ってみると、
「いろんな選択肢が
ある中で、私は
これが一番と思っています」
とある意味言い切っています。
そうすることで、
社長も決断しやすくなります。
前職時代も
ある担当者から
「ある会社に即決で決めた」
という話を聞いたことが
あります。
その理由が、
値段交渉で
「いくらまで下げられる?」
と営業マンに
聞いたところ、
ほとんどの業者の
営業マンは、
「持ち帰って
上司に相談します」
と言っている中で、
その会社の営業マンは、
「わたしの独断で
ここまで下げれます」
と言い切ったそうです。
そこで、
「これは気に入った」
ということで、
即決したという話を
聞きました。
士業は、仕事柄、
絶対これがいいとは
言いづらい場合があります。
ですが、
社長の思いとしては、
「間違ってもいいので、
先生はどっちがいいか
はっきりと意見を聞きたい」
という心理があります。
なので、時には言い切る!
ということをするだけでも
商談の受注率が大きく
違ってきます。
普段の商談・面談時に
ハッキリと
言い切れているか?
と、ちょっと意識して
みてください。
きっと相手の信頼度は
ぐっと変わってきます。
士業ならではの特徴
として言い切らない
癖がついているかも
しれません。
時と場合によっては、
言い切ることを意識
してみてはいかがでしょうか?
ご参考になれば、幸いです。