日本一の講師から学んだこと

日本一の講師から学んだこと

本日は、日本一の講師から学んだ
ことについてお話をしたいと思います。
 

前職では教育研修も販売しており、
数多くの講師の研修風景を見てきました。
 

その中で、この人は日本一だな！
と思うある講師がいます。
 

ある日、どうすればそんなにうまく
話せるのかを研究することにしました。
 

毎回の研修で、その講師にべったり
張り付いて、研修風景を見ていました。
 

その講師は、リーダーシップ研修
が非常に得意です。
 

若手リーダーであっても、５０歳を
過ぎた部長クラスでも、場の雰囲気を
同じように盛り上げます。
 

場が盛り上がると、学習効果も最大限
に高めることができます。
 

実際に目にすると、その凄さが分かります。
 

５０歳を過ぎた部長クラスは大抵、
研修が始まる前は「ムスッ」としてます（笑）
 

「この忙しいのに、なんで研修なんて
受けないといけないんだ！」
 

と、今にも怒りだしそうな
雰囲気が滲み出ています。
 

しかし、その講師が研修をスタート
すると、空気が一変します。
 

研修終了後には、
講師に向かって、

「本当に勉強になりました！
ありがとうございます！」

とムスっとしていた受講生が
言っている姿を何度も目にしました。
 

それぐらい人を惹きつけることが
上手でした。
 

なぜそこまで人を惹きつけるのか？
いっぱい研修を見て分かったこと
があります。
 

それは、どの企業でもほぼ同じ内容
で展開できるようにしています。
 

そして、誰に対しても、
どのような業界でも、
どのような雰囲気でも、
毎回全く同じことを喋っていたのです。
＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾
 

笑いを取るためのちょっとした小話も
一言一句違わずに話していました。
 

全くブレないんです。
そして、毎回、必ず
受講生を惹きつけます。
 

この講師は、何年も実施していく
中で、様々な表現を試して一番効果
があった表現のみを残しているそうです。
 

それを聞いたときに、
マジでか！っと衝撃を受けました。
 

なぜかというと、人前で喋る時は、
必ずアドリブが必要だと思っていた
からです。
 

その場の雰囲気を感じ取って、
言葉を選んだり、受講生の反応に
応じて説明を変えていくことが
必要だと思っていました。
 

実際にその講師も一見すると
その場の雰囲気に合わせている
ように見えます。
 

しかし、ちゃんとした台本が用意
されているんですね～。
 

それ以来、しっかりとした台本を
用意することにしました。
 

そして、都度、台本をブラッシュアップ
するようになりました。
 

台本通り話せばよい。という意識
に変わったので、人前で話す
抵抗感もかなり軽減されました。
 

もし、あなたが
人前で喋るのが苦手の原因として、
「アドリブ」があるなら、
 

大丈夫です！
 

しっかりとした台本を用意すれば
いいんです。
 

ご参考になれば幸いです