営業トークで欠けていること~他社事例の活用方法
営業トークで欠けていること
~他社事例の活用方法
前回は、他社事例の作り方
について、お話をしました。
やり方としては、訪問先の会社の
同業他社のHPや訪問先で得た情報
をExcelでまとめる。でした。
本日は、士業だったらどうするか?
他社事例を使ったトークやセミナー
等の活用などについて、お話しします。
●士業ならではの他社事例
例えば、社労士の場合
従業員から〇〇で訴えられた事例
業種・従業員数別もらえる助成金
よくある労務相談ベスト10
税理士だと、
節税方法で否認された事例
可処分所得を増やす方法例
間違った経理一覧
など、自分がバックエンドで
売りたい商品サービスにつながる
テーマで数社分の事例をまとめる
のは、いかがでしょうか?
他社事例の切り口は、別に競合他社
でなくてもいいです。
要は、興味関心がありそうな
テーマで、他社や事例、判例などを
まとめるだけでも十分価値はあります。
●訪問アポイントの際に断られる場合
よく「送っといて」と言われて
アポイントが取れない場合があります。
その場合の対処法として、よく下記の
切り返しをやっていました。
「会社のルールで送れない」
「直接説明しないと分からない」
「ゆえに、直接ご訪問させて頂きます」
と言って、アポイントを取っていました。
それでも、アポイントが取れない場合は、
諦めていました・・。
●商談時のトーク
一通り、他社事例を説明して、
「御社は大丈夫ですか?」
「よろしければ、御社の診断をしますので、
・就業規則を見せてください。
・決算書を見せてください。
・●●の資料を見せてください。
・現状をお伺いしていいですか?」
と言って、その会社のヒヤリングを
開始していました。
こちらから、情報を先に与えている
ので、結構すんなりと本音が聞ける
ことが多かったです。
●セミナー時の活用方法
・参加者特典として付ける
・セミナープレゼンスライドに入れる
・告知文に入れる
特に告知文に入れるのは、いいです。
などなど、一度作れば、色々と
活用ができます。
何よりも、他社事例をこちらから
タダで渡してあげている。
という意識になるので、営業に対する
ストレスもなくなったのを覚えています。
ご参考になれば、幸いです。