説明の仕方について~その4
説明の仕方について~その4
前回は「説明の仕方1~3」
についてお話をしました。
今回は、「5パターンの説明の仕方」
の残りの4.5についてお話しします。
4.あえて、難しく→分かりやすく
説明のゴールは「納得させる」かな
と思います。
よくテレビに出ている学者の方は
このパターンが多いです。
始めに、理論等を話して相手に
何?と思わせといて、すかさず
分かりやすく説明するという
やり方です。
例えば、
「マイナンバーとは、個人情報
・・。と言われていますが、
要は●●と思ってください。
例えば・・・・」
そうすると、相手は、
「あー、なるほど」といった
反応になります。
これは、権威性を与えることも
できますし、相手を聞く気に
させることもできます。
私は、よく使っています。
士業の方は、権威づけにもなるので、
お勧めです。
くれぐれも、分かりやすく説明して
ください。
ここで、コケると意味がないので・・。
例え話がいいです。
できれば相手が
「あー、なるほど!分かりやすい」
となるような、とっておきのネタ
を用意してみてください。
5.あえて、分かりやすく→難しく
テクニック的で邪道と思われるかも
しれません・・・。
イメージで言うと、
始めは下手に出て、途中で急に
難しく専門的な話をする。
というものです。
相手が経営者や専門家、自信をお持ち
の方などの時にあえて使ったりします。
説明のゴールは、
「行動させる(発注)」です。
分かりやすく説明している時、
相手は「知ってるよ!」といった
サイン(表情や態度)を出します。
私のポジションが下になって
いきます・・。
そして、すかさず難しい説明や
高度な事例を説明します。
そうすると、相手は
!!と驚き、私に対するポジション
がぐぐぐっと上がっていきます。
そうすると、私のポジションが
強固な「先生」や「専門家」等
になります。
そして、最後は、
「あなたに頼みます。」
に持っていきます。
これをやるには、説明する内容に
かなり精通をしており、事例も
豊富にある必要があります。
自信がないと、できないと思います。
始めに「分かりやすく説明」の
変わりに「不勉強で教えてください」
といったスタンスで「質問」を
いっぱいするパターンもあります。
やな奴ですね・・。
文面を書いていて、
自分でそう思いました・・。
ご参考になれば、幸いです。