説明の仕方について~その3

2015.09.15


今回は説明の仕方5パターンについて解説します。相手に合わせる説明の仕方は弊害があります。。

説明の仕方について~その3

 

前回は、「説明のゴール」について
お話をしました。
 

今回は、「5パターンの説明の仕方」
についてお話しします。
 

これは、私の経験則なので、
正解かどうかは分かりません。
あくまでも参考にしてください。
 

■説明の仕方5パターン
1.分かりやすく
2.(専門的)難しく
3.相手に合わせて
4.あえて、難しく→分かりやすく
5.あえて、分かりやすく→難しく
 

4.5.??・・1.2.と一緒?
5パターンじゃないやないか!
とツッコミを受けそうですが・・・。
 

あえて、分けています。
 

それぞれ、説明します。
※ゴールは分かりやすくのつもりです・・

1.分かりやすく

これは、以前も触れましたので、
軽く再度説明します。
 

説明のゴールは「理解させる」です。
 

そして、やり方は
・例え話をする
・図を使う
・ゆっくりと話す
 

等があります。結構基本的なので、
知ってるわ!と思われそうですが、
実際、あなたはやっていますか?
 

説明や会話は、人それぞれ癖があります。
自分ではやっているつもりでも、気が付
けば相手の頭の上に?が見えませんか。
 

一度、セミナーや商談前に意識してみて
ください。
 

特に例え話が豊富な方は、知的な印象
を与えることができます。お勧めです。

2.(専門的)難しく

説明のゴールは・・・。なんでしょう。
状況によって違うかもしれません。
 

あえて言うなら「納得させる」かも
しれません。
 

もしくは、「質問させる」もありますね。
 

平易な言葉より専門的で難しい方が
相手は、納得や安心感を持つ場合が
あります。
 

難しく説明することは一般的に
良くないと言われます。
 

でも私は、「あえて」多用しています。
士業・コンサルの方は「あえて」
使った方がいいと思います。
 

詳しくは、4.5.で説明します。

3.相手に合わせて

これは、商談や面談の場
でないと、なかなかできません。
 

セミナーや研修だと一方通行で
話すことが多いので、これは、
厳しいですね。
 

変に合わせるとペースが乱れたり
しますので、私は、セミナー等
では相手に合わせません。
 

説明のゴールは全てかなと思います。
 

理解させるために、相手に合わせる。
納得させるために、相手に合わせる。
行動させるために、相手に合わせる。
 

更に言うと
1.分かりやすく
2.難しく
の組み合わせかなと思います。
 

違う点は、説明前から
(分かりやすく、難しく)を決めて
いない点です。
 

この「相手に合わせる」説明の仕方
は難しいなぁと思っています。
 

かなりの経験と感性が必要だと個人
的には思っています。
 

人は自分が話していると、
自分のペースや言いたいことで
頭がいっぱいになりやすいので・。
 

また、私がよく陥ったのが、相手に
合わせていたら、結果商談のゴール
から「遠のく」ということです。
 

例えば、商談のゴールが
「次回のアポイントを取る」だとします。
 

そして、商談時に「相手に合わせて」
色々と説明した結果、「勉強になった」
と言われて、終わる・・・
 

この「相手に合わせる」はしっかりと
商談に戦略(狙い)や具体的なゴール
を持って実施することをお勧めします。
 

「合わせる」ということは相手にペース
や主導権を取られる可能性があります。
 

また、その場の対応に注力するあまり、
商談のゴールを見失う場合があります
ので、ご注意ください。
 

私は、いっぱい見失いました・・・。
 

長くなりましたので、次回に
続きをお話しします。
 

ご参考になれば、幸いです。

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