営業にセンスは必要か?
営業にセンスは必要か?
前職時代に
尊敬する営業マンから
言われて今も心に
残っている言葉あります。
それがこちら。
「一流の営業マンと
二流の営業マンの違いは
わずかしかないが、
超一流と一流の間には
ものすごい差がある」
どういうことかというと、
一流の営業マンと
二流の営業マンとでは、
ちょっとお客さんへ
電話するタイミング
早かったり、
商談でちょっとだけ
突っ込んだ質問をしたり
とかの違いしかないそうです。
ですが、
超一流と一流の差は
そんなものではない。
その間には、センスという
埋められない差がある
ということでした。
センスと聞くと、どうも、
掴みにくい言葉ですが、
私は引き出しの多さ
だと思っています。
状況によって適切な
対応ができるだけの
引き出しを多く持って
いること。
これがセンスでは
ないかなと思います。
このセンスを磨くのは
むちゃくちゃ大変です。
おそらく、場数でしか
磨かれないと思います。
多くの場数を踏んで
失敗も成功もたくさん
するから、引き出しが
増えていくと思います。
他にセンスを磨く方法
としては、読書かな
と思います。
特に伝記物は
オススメです。
例えば、偉大な経営者の
伝記から、
どのような状況の時に
どのような判断をしたのか?
を知ることで、引き出しを
増やしていくことは可能です。
私も少し前はビジネス書
をたくさん読んでいましたが、
今は伝記の方が面白く
そちらをよく読んでいます。
「一流の営業マンと
超一流の営業マンとでは
センスが違う。」
これはなかなか痺れる
言葉ですが、我々士業に
とっては、どう受け止めたら
いいのでしょうか?
士業も営業力が必要だ
ということは言われなくても
分かっていると思います。
だからと言って、
「営業力をつけるために
センスを磨きましょう!」
と言いたいわけでは
ありません。
むしろ、逆です。
士業に営業センス
なんていらない!
と思っています。
別に尊敬する
営業マンを否定する
つもりはありませんよ(笑)
そうではなく、
士業は超一流の営業
スキルまでは、必要
ない。ということです。
当たり前ですが、
士業は営業マンでは
ありません。
前回もお伝えしましたが、
営業が苦手ならマーケティング
力を付ければいいのです。
しかも両方超一流になる
必要はございません。
一流でも十分かなと思います。
場合によっては、超一流の方
の雇うか、アウトソーシング
すれば、良いです。
なので、これからセンスを
磨いて超一流になる必要は
ないかな。と思います。
それよりも、
お客さんへの電話を
少し多くするとか、
商談の際に質問を
しっかりするとか、
「いつまでに決めて
もらえますか?」
と必ず言うとか。
こういう基本を大事にする
だけで結果は変わってきます。
しかも、これができるだけで
一流です。
この基本的なことを
しっかりできている士業
が意外と少ないですよね・・。
もし、あなたが
営業力を鍛えたい!
と思っているのであれば、
その前に基本がしっかり
できているかを確認して
みてはいかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。