どうすれば営業だと思われずに営業できるのか?
どうすれば営業だと思われずに営業できるのか?
先日、テレビショッピング
である掃除機が紹介
されていました。
その紹介の仕方が
士業の営業にも参考に
なるなと思ったので
ご紹介します。
そのテレビショッピング
では、まず、今持っている
掃除機で掃除をした後に、
新商品の掃除機で掃除をして、
「掃除をした後なのに
ここまでゴミが取れるんです!」
という紹介をしていました。
なんともベタな紹介
ですよね(笑)
ですが、改めてこの紹介の
やり方を見てみると、
これはこれですごい紹介の
仕方だなと思いました。
なぜかというと、
掃除機を欲しいと
思っていない私でも
「あの掃除機欲しいな」
と思ったからです。
これって結構すごい
と思いませんか?
欲しいと思っていない
人に対しても、欲しいと
思わせることができれば、
売上は爆発的に伸びますよね。
なぜ欲しいなと
思ったのか分析を
してみると、
まずは、掃除をしたと
思ってたのにこんなにも
ゴミが残ってたんだ!
という驚きがあります。
さらに、このテレビショッピング
では続けて、
「実はこの細かいゴミが
部屋中に飛び回っていて
気づかないうちに吸い込んで
いるんです」
という新たな問題を
提示してきます。
そうすると、
「そんなゴミを吸い込んでる
なんて嫌だな~」
と思い、
「あれ欲しい」
と思うようになる。
ざっくり言うとこんなストーリー。
ポイントは、先にこんなにゴミが
残っていたと驚かせることかな
と思います。
これがないままに
実は今のままでは
ゴミが十分に取れてなくて・・・
と言われても、
なかなか信用しません。
先に、すごい!と
思わせて、興味関心
を引きつけるから
言うことを聞くのだと思います。
実は、これは営業でも
使えると思います。
例えば、営業の際に、
何か問題はありませんか?
と聞いても、
「特に問題なんてないよ」
と言われるのがほとんです。
ですが、そこで、組織診断や、
パワハラ診断などのテストを無料
で受けてもらい、現状を目の前に
示すとどうなるのか。
「へ~、こんな風に
見ることができるのか」
と興味関心を引きつける
ことができます。
そうすると、こちらの
言うことを比較的
聞いてくれるように
なります。
そのあとに、
実はこの数値が
低ければこんなリスクがあり・・・
と説明をしていくと、
問題を提示することができ、
その解決策のために
こんなサービスがあります
という商談のストーリーが
作れます。
このストーリーの
いいところは、営業
と見られずに営業が
できるところです。
テストを受けてもらい、
その結果をフィードバック
しながら、問題を提示する
ので、相手からしたら
売り込みだと思われません。
ですので、このやり方を一度
マスターしてしまえば、営業が
やりやすくなります。
しかも、欲しいと思って
いない人にアプローチ
ができるので、市場が
一気に広がります。
もしあなたが、営業だと
思われずに顧客を獲得したい
と思っているのであれば、
このような商談のストーリーを
作ってみてはいかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。