ハードコミュニケーションもアリ?
ハードコミュニケーションもアリ?
先日、電車で
すごいおばちゃんを見ました。
そのおばちゃんは、途中から乗車して
きて、私の席の前に座りました。
そして、座るや否や隣の女性の方の
荷物の花を見て、
「結婚式?私はこれから俳句の会なのよ」
といきなり大声で話し掛けました。
相手の女性の方も一瞬びっくりして
いましたが、そのおばちゃんは気にも
留めず、怒涛のように話していました。
初めは、返事だけだったその女性も次第
に自分の話をするようになっていました。
色々なコミュニケーションスタイルが
あるんだなぁ。と思わず感心。
最近は、カウンセリングやコーチング
スタイルが営業にも浸透しました。
そのため、基本的にはヒヤリング!
相手の話を聴け!と言われます。
しかし、中には
「ヒヤリングはいいから、何がいいの?」
と結論を言ってほしい方もいます。
私の知り合いの社長がまさにこれです。
その社長いわく、
「最近、ヒヤリングばっかりの営業が
多い。それは、別にいいんだけど、
たまには、びしっとこれがいい!
と言い切ってもらいたい」
とのこと。
んー。なるほど。
とはいえ、
何もヒヤリングせずに、
ズバリこれが良い!
っと言っても、的外れになります。
大事なのは、相手の状況を見て、
ヒヤリングをかけるのか?
こちらから、情報提供するのか?
を臨機応変に対応することかな。
と思った次第です。
最後は、当たり障りのない結論でした。
よくコミュニケーションを
キャッチボールに例えられます。
電車のおばちゃんだと、
いきなり剛速球を投げています。
ヒヤリングだけの人は、
構えているだけで、ボールを投げない。
キャッチャー状態です。
どちらがイイではなく、両方できる
のがいいですね。
参考になれば幸いです。