台風の時大阪から東京へタクシーで行く上司の話し~続き
台風の時大阪から東京へタクシーで行く上司の話し~続き
さて、本日は前回のお話の続きです。
台風の中、どうしても大阪から東京
まで移動しないといけない前職の
上司。
新幹線、飛行機が運休の中、
レンタカーを借りようとするが、
免許証を忘れるという失態・・。
最終手段としてタクシーで
向かうことにしました。
運転手との交渉を終えて、
東京に向かっている時です・・。
本日は、この続きです。
一安心した上司は、うたた寝を
していると、突然運転手さんが
叫びました!!
「もうこれ以上進めません!」
と名古屋あたりで下ろされました。
「ここで限界か・・・」
と思った上司は、
とりあえず名古屋でホテルを
探すことにしましたが・・・・
周りのホテルは、全て満室。
困った上司は会社に連絡を
して、ホテルを探してもらうことに。
しかし、まったく空いておらず、
会社からの予約した!という
一報は来ません・・。
野宿はさすがにまずいな。
と思った時です。
会社から電話が、
「●●さんホテル1件だけ
交渉して予約できました!
しかし、ラブホテルです・・。」
上司は、
「え!それは・・・野宿よりましか、
しかし、よくラブホテル探して
交渉したな・・・」
と感心?をしつつ
とりあえず、そのホテルに行き、
その後の作戦を考えます。
どう頑張っても明日の研修開始
時間には、間に合いません。
早くても、お昼過ぎの到着に
なりそうです。
そこで、東京で研修講師
をしていた社員に電話をします。
そして、明日の研修内容をこと
細かく伝えて、午前中はその
講師にお願いすることにしました。
結果的にその研修はダブル講師となり、
お客さんも喜んでくれたそうです。
この話で何が言いたいかというと、
さすが、プロ根性!
ということでは、ありません。
「目的・手段の明確化と
目的>手段
・・目的が上位」
ということです。
後日、この上司いわく
あの時、自分が研修をすることが
目的となっていた。
本当の目的は、研修を確実に実施
をして、クライアントの社員を育成
すること。
誰が研修をやるかではなかった。
つまり、研修講師は手段である
ということです。
この上司は、私は日本一の講師
と思っているぐらい、凄い方です。
実際、かなりの人気講師です。
なので、「自分がやらないと」
と思ってしまったようです。
手段の目的化をしてしまうと、この
上司のように無駄な心配や行動
をしないといけなくなります。
実際、飛行機が飛ばないと分かった
段階で、東京の講師に電話をすれば、
名古屋まで行かなくて良かったですからね・・
こうならない為にも、
・手段と目的を分けて
・目的が上位だ
と常に考える必要あります。
ご参考になれば幸いです。