それ先言ってよ~


それ先言ってよ~

本日は、社長の怒りどころ
についてお話をしたいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

先日、私のパソコンの
エクセルが固まって

「メモリがたまりません」

という表示が
出ました。

当社では、何十万社という
ハローワークデータを
エクセルで加工・管理
しています。

データが重いので、
関数を使うと、
メモリが足りなくなります。

なので、2年に1回ぐらい
のペースで、最新の
パソコンに買い換えて
います。

今回は、買ったばかりの
最新のパソコンだったのに、

メモリ不足

だと出ました。

「大丈夫か?」

と思ったのですが、
よく見ると、

「これを解消するには
 データを減らすか

 エクセルを32bit版から
 64bit版に変えてください」

と出ていました。

この時、

「ん?」

と思いました。

と言うのも、
パソコンを買った時、

64bit版を
買ったんです。

ですが、よくよく
調べてみると、

あくまでもWindowsが
64bit版で
そこに入っている
エクセルとかのofficeは、

32bit版を
勝手にパソコンメーカーが
インストールして
いました。

「これって、また新しいの
 買わないといけないの?」

と思ったのですが、

マイクロソフトから
新しいオフィスをダウンロード
すると、無料で解決できる
と分かりました。

早速64bit版にすると、
サクサクとエクセルが
動くようになりました。

「よかった~」

思ったのですが、
パソコンメーカーが
34bit版を
インストールしていたのは
全く知りませんでした。

多分、アラートが
なければ一生気付かなかった
と思います。

「先に言ってよ~」

って話です。

これと同じような感情を
商談中の社長から
よく聞きます。

どういうことか
というと、

私が助成金などの
話をすると、

社長は、

「そんなこと顧問は
 一切言ってくれない!」

と未だに言う人が
多いです。

その感情の裏には、

損した気分

という感情が
ビンビン伝わって
きます。

私の周りに士業が
たくさんいるので、
分かるのですが、

補助金とか助成金を
扱っていないと
情報提供もしづらい
ですよね?

それはそれで
仕方がないと
思います。

ですが、社長は
あなたがやっているか
どうかは関係ないです。

「顧問なら、そういう
 情報は伝えてよ」

というスタンスの
経営者は一定数
います。

そういう人が
別の士業から
情報を聞くと、

一気に損した気分
になります。

これって、離脱を
防ぐために避けないと
いけません。

ポイントとしては、
仮に自分が扱えない
としても、

情報は教えてあげないと、
いけません。

扱わないなら
扱っている人を
紹介すればいいだけです。

そうするだけで、
損した気持ちを
抑えることができます。

人は得するよりも
損した気持ちの方が
2倍感情が動くという
実験結果が出ています。

損したと思わせない。

これが大事です。

思わせると、
クレームや解約が
出やすいです。

今はコロナで
雇用調整助成金や
融資、給付金など

情報をキャッチアップ
するだけで大変だと
思います。

でも、社長としては、
先に言ってくれるかどうかで
感情が変わってくるので、
ご注意ください。
 

ご参考になれば、幸いです。

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