シルク・ド・ソレイユが経営破綻？！

シルク・ド・ソレイユが経営破綻？！

今朝、衝撃的な
ニュースを見ました。

それは、

シルク・ド・ソレイユ
経営破綻

というニュースです。

なんで衝撃的だった
かというと、

何も、

「うわー！一度は
　見たかったのに～！！」

「もう見れないのか～」

という訳ではございません。

実は、シルク・ド・ソレイユは、

ブルーオーシャン戦略の事例
として一番初めに紹介される
ほど、成功した事例だから

です。

従来のサーカスは、

・花形パフォーマーの
　出演料がバカ高い

・子どもがゲームなどの影響で
　サーカスを見なくなってきた

・サーカスへの
　動物愛護団体からの反発

などの理由から、
大手でも苦戦を強いられて
いました。

そんな中で、
世界的に成功したのが、
シルク・ド・ソレイユです。

彼らは、

大人と法人客

というまったく
新しい顧客を
対象にしました。

そして、
サーカスではなく、
演劇と位置付けることで、

チケット価格を
従来のサーカスの数倍の
演劇と同じ価格帯にし、
高価格・高利益を
実現してきました。

そんな教科書にも
載るような団体が
経営破綻です・・

理由はお分かりの通り、

コロナ

です。

で、この時に
思ったのが、

どれだけ素晴らしい
戦略でも潰れる。

それくらい
コロナの影響は
恐ろしい

ということ。

そして、

今後、またいつか
来るかもしれない
脅威に備えて、

絶対に、対策を練って
おかないと！

と思いました。

じゃあ、どういう
対策を練ればいいのか？

まず、考えなければ
ならないことは、

あなたのビジネスに
おいて、

「これが無くなる、
　（弱くなる）と潰れる」

という最大の弱点を
把握しておくことです。

制約理論って
ご存知ですか？

ざっくり言えば、

全体の力＝もっとも弱いところ

ということです。

例えば、

１０キロ耐えられる
輪が繋がったチェーンが
ありました。

しかし、その中の１つは、
３キロしか耐えられません。

このチェーンを
両脇から機械で
思いっきり引っ張ると、
何キロまで耐えられる
でしょうか？

答えは、
３キロです。

他が全て強くても
たった１つの
弱い輪が全体の
力を決定します。

ビジネスでも
同じだと言われて
います。

どれだけ素晴らしい
戦略を持っていても、

どれだけ優秀な
社員を抱えていたと
しても、

最大の弱点を
突かれると、
シルク・ド・ソレイユの
ように潰れてしまいます。

ですので、まずは、

「これが無くなる、
　（弱くなる）と潰れる」

という部分を
把握しましょう。

例えば、

・このクライアント
　からの契約が解約されたら

・法律が大きく変わったら

・この職員が辞めたら

などなど。

そして、それを補填する
ための策を練ること。

これこそが、
今後、またいつか
来るかもしれない
脅威に備えて、
対策を練るってこと
だと思います。
 

ご参考になれば幸いです。