社会的証明の威力

社会的証明の威力

本日は、
「社会的証明の威力」
についてお話をしたいな
と思います。
 

今日、通勤の電車の中で
面白い広告を見ました。
 

ゼクシィ縁結びカウンターの
広告で、このように
書かれていました。
 

「おかげさまで、
ご好評により現在
ゼクシィ縁結びカウンターは
予約が取りづらい場合がございます。
順番にご案内させて
頂きますのでご了承ください」
 

これを見た時に、
「あ、どこかで見たことある
　フレーズだな」と思いました。
 

思い出してみると、
「影響力の武器」という
書籍の「社会的証明」の
章に似たようなフレーズ
が載っていました。
 

社会的証明とは、

「人は誰でも、自分でどうしたら
良いかわからない時には、
周りの人の行動を手本にする」

という原理です。
 

書籍では、事例として
テレビショッピングの例が
書かれています。
 

著者は外国人の方なのか？
ちょっと社会的証明というフレーズ
にはニュアンスが合わないですが、
ご紹介します。
 

あるテレビショッピングで、

「オペレーターが
　お待ちしております」

というセリフを

「オペレーターに
　繋がらない場合は、
　恐れ入りますが、
　繰り返しお電話ください」

に変えただけで、
注文の電話が増えたと
書かれています。
 

「オペレーターが
　お待ちしております」

のセリフから連想されるのは、
オペレーターが暇そうに
している姿。
 

つまり、売れ行きが悪い
商品ということになります。
 

一方、
「オペレーターに
　繋がらない場合は、・・」

のセリフからは、休む間も無く、
電話対応をしている姿を
連想します。
 

つまり、
自分以外の人が
電話をする姿を思い描いくと
自然と電話をする人が増えた。

と書かれています。
 

ゼクシィ縁結びカウンター
の広告もまさにこれだな。
と思いました。
 

この広告を見た人は、
自分以外にも
カウンターに行く人が
たくさんいる。と思い、
 

ちょっと興味があるという
気持ちを後押しされて
いるのではないでしょうか。
 

実はこの社会的証明は
営業のクロージングでも
使えます。
 

ある程度、お客さんが
自分の商品・サービスに
興味を示しているが、
あと一歩の時に、

「みんな使っていますよ」

といえば、
背中を押してあげることが
できます。
 

ここで更に他社事例などを
加えると、クロージング率が
上がります。
 

是非、活用して見ては
いかがでしょうか？
 

まー、人によっては
「みんな使っている」
が逆に嫌な人もいます。
 

その場合は、逆ですね。
 

「まだ、誰も使ってません。
　あなたが1番目ですよ。」
 

逆社会的証明かな。と
勝手に命名してみました。
 

ちなみに
「影響力の武器」は
発行部数なんと
200万部を超えており、
世界中の人々が
読んでいます。
 

私は何度も読み返しました。
 

ご参考になれば幸いです。