成功体験を捨てる勇気
成功体験を捨てる勇気
本日は、成功体験について
お話をします。
きっとあなたにも
いくつかの成功体験が
あると思います。
成功体験があると、
自信につながります。
逆に成功体験がない人は、
常に迷ってしまいます。
「本当にこれをやって
大丈夫か?」
と行動する前から
悩んでしまい、なかなか
前に進めません。
成功体験は自分を支える
大きな柱みたいなものです。
ですが・・
時としてこの成功体験が
邪魔になる場合もあります。
例えば当社の場合、
Facebook広告で
メルマガ読者の獲得を
やっています。
広告をやったことが
ある人は分かると思いますが、
広告成功の秘訣は、
広告のクリック率×コンバージョン率
です。
つまり、広告で
成功するためには、
1.クリックされやすい
広告を作る
2.広告からのコンバージョン
(成約率)を高める
の2つだけに
注力すれば良いです。
広告をずっとやっていると、
他の広告よりも群を抜いて
クリック率が高い広告
を作ることができます。
当社の場合、他の広告よりも
3倍以上のクリックされる広告
があります。
で、ここでやっている本人は、
「やった!」
と思うわけですね。
ただ、この広告・・・
コンバージョン率が
非常に低いんです・・
ここで、外から見れば、
「コンバージョン率が
低ければそんな広告
やめた方がいいのでは?」
と思うのですが、
なかなかやめれないん
ですよね・・
だって、50種類以上の
広告を作ってやっと見つけた
広告です。
簡単には、
捨てられないんですよね。
そこで考えるのは、
「この広告を活かしながら
どうやってコンバージョンを
上げていくか?」
を考えるわけです。
ですが、
これが間違いです。
本当は、こんな広告は
すぐにでも捨てて
別の広告を試すべきです。
これは広告に限らず、
集客や営業でも同じ
ことが言えます。
例えば、
「このテーマのセミナーは
集客力があるから、
やめられない」
ということって
ありますよね?
ですが、そこから
顧客につながらなければ
意味がありません。
「でも、工夫をすれば
そこから顧客に
つながるのでは?」
と思いますよね?
確かにそうです。
工夫の余地がたくさん
ある場合は、工夫をすべきです。
ですが、大抵の場合、
多少工夫しても
結果に大きく影響しない
ことが多いです。
例えば、車屋さんが
集客に困っていて
店先で牛丼屋さんを
はじめました。
すると、集客は
できるようになったけど
そこから車を買う人は
ほとんどいません。
で、なんとか工夫をして
100人中やっと1人
買ってくれるようになりました。
ですが・・
牛丼屋さんをしなくても
別の方法で30人中5人
買ってくれるようにすることは
可能です。
(ちょっと極端な話ですが・・)
つまり、
成功体験に縛られていると、
小さな結果は得られる
かもしれませんが、
大きなブレイクスルーを
起こすことはできません。
「成功体験を捨てる勇気」
これってすごく大事なこと
だと思うんですよね。
この話を聞いてちょっとでも
ギク!
と思った方は、
一度、成功体験を横に置いて、
別の方法を試してみては
いかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。