リスク気にし過ぎて機会損失していませんか?
リスク気にし過ぎて機会損失していませんか?
本日は、
リスクを防止するか?
得られるかもしれない利益を得るか?
についてお話をしたいと
思います。
また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。
動画が見られない方は下記を
ご覧ください。
――
先日、グルコンを
やっていました。
そこで、ある社労士から
助成金で着手金を取るか?
取らないか?
の議論をしていました。
私の感覚だと着手金取る人
と取らない人は半々ぐらいです。
ちなみにその相談者は
着手金を取っています。
ですが、
着手金がない社労士も
たくさんおり、更に
社員が少ない会社などは
社員が辞めると対象外になる
などの理由から着手金
ありのサービスでは
売りにくくなってきている
とのこと。
でも、ある顧客で
社員が辞めてしまって
助成金が申請できなくなった
ことがあったそうです。
その会社は着手金だけに
なったが、着手金なしだったら
タダ働きになるので
着手金は必ず取りたい
と仰っていました。
この話を聞いて、ふと
思い出したのが、
「プロスペクト理論」
です。
これは、人間は
得をする感情より
損のを嫌がる感情の方が
強いというものです。
例えば、
50万損をするのと、
50万もらえるとでは、
50万損する感情の方が
たしか約2倍強いそうです。
で、この理路を踏まえて
先ほどの助成金の話を
よく考えて欲しいですが・・
例えば、
着手金20万だった場合、
着手金をもらわずに
社員が辞めてタダ働きになる
可能性と、
着手金なしの場合契約が
どれくらい増えるか?
を考えて欲しいです。
例えば、20社中1社が
社員が辞めてタダ働きになる
可能性があるとします。
その場合5%の確率ですね。
ということは、
着手金なしにすることで
受注する会社が5%を
超えるなら、なしの方が
良いということですね。
20社提案して、2社受注
できればということです。
まー、現実には同じ会社に
着手金ありバージョンを提案して
断れたら、なしバージョンを
提案というのは、ちょっと
難易度は高いですが・・・
また、これは直営業の話。
紹介営業を考えると、
着手金があるより
なしの方が紹介は
生まれやすくなりますね。
とグルコンでは、
このようなお話をしました。
他にも似たようなケースで、
リスクがあるので
顧問先でないと
助成金はやらない
という方もいらっしゃいます。
でも、そのリスクって
どれくらいあるでしょうか?
それによって
どれだけチャンスを
失っているでしょうか?
人間として、
リスクを回避するのは
当たり前です。
ですが、経営者としては
冷静な判断をすべきです。
100%リスクを
回避したいというのは
無理です。
あなたはどう思いますか?
ご参考になれば、幸いです。