靴修理とクリーニングの提携
靴修理とクリーニングの提携
以前の日経新聞に興味深い
記事が載っていましたので、
シェアをしたいと思います。
靴修理、クリーニングも
「ミスターミニット」、
白洋舎と提携
記事を要約すると、靴修理店
「ミスターミニット」を運営する
ミニット・アジア・パシフィックと
クリーニング最大手の白洋舎
が提携する。
駅前や住宅街にある
ミスターミニットの店舗で
白洋舎のクリーニングサービスを
取り次ぐようにする。とのことです。
ミスターミニットはご存知ですか?
よく駅改札前などに小型の店舗を
構えて靴の修理を短時間でやる
というサービスをやっています。
靴の修理だけかと
思っていたのですが、
カバンの修理
印鑑の作成
携帯の修理、
腕時計の電池交換など
実は幅広いサービスを行っています。
そのミスターミニットの戦略が、
サービス業のコンビニエンスストア化
を目指しているそうです。
このように幅広いサービスを
展開していく理由は、
顧客層の拡大だそうです。
靴修理のターゲットは、
オフィスで働く、30〜40代
の女性が中心ですが、
印鑑、クリーニング、スマホの修理
を取り扱うことによって、
世代、男女問わず、客層が広がります。
そうすると、
今まで、客層が合わないといって、
出店を諦めていた立地にも
出店できるようになります。
このようにして、
見込み客を拡大してるようです。
店舗系で売上を上げる上で
重要なのが「立地」ですね。
ミスターミニットはそういった
意味では、他店が羨むような
良い立地に店舗があります。
提携する側としても魅力的です。
なので、お互いがWIN-WINに
なるということです。
このミスターミニットのような
・取り扱いサービスを増やす
・その為に提携をする
という戦略。
士業でも
・助成金や補助金案件を紹介する
・会社設立したての社長を紹介する
といった若干似たようなことを
やられていますね。
しかし、あくまでも士業同士
の提携であり範囲は狭いです。
なかには、教育研修会社や
労務、税務管理ソフト会社等
と提携している方もいますが、
まだまだ少ないです。
あまりサービス数を増やすと
本業がブレてしまうといった
デメリットがあるのも事実です。
しかし、顧問先などある程度
関係性が出来ている場合は
むしろ、色々と問題解決して
上げるとより信頼度が増します。
その為に、時には他業界の
サービスを扱うのもアリかな。
とミスターミニッツの記事を見て
思いました。
是非、
一度ミスターミニッツの
ような戦略考えてみては
いかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。