効率と効果の違いは?
効率と効果の違いは?
昨日、ふと本屋に立ち寄ると
なんとも目を惹かれる
題名の本がありました。
それは
「家メシ道場
1食100円でかんたんごはん」
そそる題名です・・
題名の横に
給食系男子
という文字かあり、
どうやら
男性向けの
料理本のようです。
気になったので、
少し立ち読みしてみると、
「鍋一つでできる!」
「プラス30円でもう一品」
など、細かくカテゴライズ
されていたり、
「調味料の基本」
「炊飯器で美味しく炊くコツ」
など、
料理の基本も
ちゃんと載っていて、
なかなかしっかりした
料理本でした。
実は私、
結構料理が好きで、たまに
家族に振舞っています。
料理をする時に
いつも気をつけるのが、
効率性(速さ)です。
いかに効率よく作るか。
よく、炒め物系の料理の時に
肉炒めて時に野菜を切っていて、
肉を焦がしてしまった!
なんてことがあったので、
結構、気を使います。
ある時、ふと
「効率」と「効果」って
似ているけど、どう違うのだろう?
何となく違いは分かりますが、
明確に説明できないな。
と思い調べたことが
ありました。
調べてみると、あるIT系
の説明書きで面白い表現を
されていました。
効率は、
アウトプットを固定して
インプットを最小限にすること
例えば、
100の成果を出すために
通常100の労力やコストとかが
掛かるのを80とか70に抑える。
一方、効果とは、
インプットを固定して
アウトプットを最大化にすること
100という費用とか労力で
通常100の成果を150とか
200とかにすること。です。
この考えで日々の仕事では
どうだろう?と思いました。
比較的「効率」を重視してた
考えが多いように思います。
いかに早く、
正確に仕事を進めるか。
いかに残業をせずに
仕事を終えるか など
一般的にもそうじゃないですかね。
一方の「効果」的な考え方で
仕事を進めようとすると、
どうしても工夫が必要です。
例えば、
事務仕事が忙しい中で
いかに新規顧客を獲得するか
とか
5000円の予算内で
いかに多くのセミナー参加者を
獲得するか
とか
今までと違った
発想で考えるので、
正直、頭を使います。
でも、
色々なアイデアが
生まれてきます。
その結果、ビジネスが
拡大することも多いです。
両方大事な考えですが、
「効率」的な考え方は
アウトプットを固定しますので、
売上を増やす
ビジネス領域を広げる
新サービスを増やす
といった場合には、向きません。
もしあなたが、
売上を増やしたいな~
ビジネス領域を広げたいな~
といった課題があるなら、
「効果」的な考え方をしてみて
いかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。