顧問とコンサルの違いとは?
顧問とコンサルの違いとは?
あなたは顧問契約社数
はどれくらいですか?
数十件の人もいれば、
事務所全体で数百件
の方もいると思います。
では、コンサルタント契約は
どれくらい結んでいますか?
お会いする士業の仲間の
多くが、
「コンサルになりたい!」
と言っているので、たぶん
あまりコンサル契約を結べて
いないのではないかな?
と思います。
「顧問」と「コンサルタント」
何が違うんでしょうね?
「いや、全然違うでしょ」
とツッコミを受けそうですが、
明確に違いを言えますか?
定義を明確にして違いを
分かっておかないと、
提案もできません。
そして、何より、
コンサルになれません。
顧問とコンサルの違い
ネットで少し調べてみると、
こんな回答を見つけました。
====
顧問:相談に対して、
自分の経験や知識に
基づいて応じる
コンサル:問題を明らかにし、
問題解決のための
方策を指導する
====
う〜ん・・
「分かりにくい!」
どちらも相手に対して
何かしらのアドバイスや
指導をすることは共通です。
ですが、「顧問」は、
相手からの相談に対して
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
アドバイスします。
お客さん:
「〇〇について困っているんだよ」
顧問:
「では、こうしたらいいですよ」
という感じです。
一方、「コンサル」は、
問題を明らかにしてから
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
アドバイスや指導を
行います。
お客さん:
「〇〇について困っているんだよ」
顧問:
「そうなんですね。では原因を
まず調べてみて本当の問題
を明らかにしてみましょう」
という感じです。
最終的な行動は
どちらも、
「指導・アドバイス」
ですよね。
ですが、そのプロセスが
違います。
相談に対してストレートに
応えるか。
本当の問題を明らかに
してから応えるのか。
シンプルに考えると、
「顧問」と「コンサル」の違い
の根本はこれかもしれません。
そう考えると、コンサルの
敷居が低く感じませんか?
むしろ、顧問契約を結んだ
経験があるあなたは、他の
人よりもコンサルになれる
要素も能力も高いと思います。
もし、あなたがコンサルに
なって客単価を上げたいの
ならば、方法は2つです。
1つは今の顧問先から
相談ごとがあったら、
「一般的にはこうすればいいと
言われています。ですが、
御社にこの解決策が必ず合って
いるか分かりません。」
「貴社の本当の原因を調べて
解決策を提示します」
と言って、追加提案を
すること。
そしてもう1つは、
今の顧問先に
「最近、他社でこういう
悩み事が多いのですが、
御社はどうですか?」
と、相談されるのを待つ
のではなく、こちらから
聞いてみることです。
そうすれば、提案の
機会が増えます。
もちろん、あなたが解決
できることを聞かないと
いけませんが・・。
コンサルになるためには、
何もコンサルと名乗る必要は
ありません。
むしろ、指導・アドバイスまでの
プロセスとキャッシュポイントを
明確にしていれば、顧問経験が
あるあなたはすぐにコンサルに
なれると思います。
あとは、問題を聞き出す
ヒアリング能力と、解決
できる知識やスキル・ツール
があれば鬼に金棒です。
ご参考になれば幸いです。