缶入り煎茶が大ヒットした理由とは?
缶入り煎茶が大ヒットした理由とは?
さて、突然ですが、
「缶入り煎茶」って
商品をご存知ですか?
おそらくほとんどの
方は知らないかと
思います。
では、
「お〜いお茶」
はどうでしょうか?
知らない人はいない
ぐらい有名ですよね。
実は、
「缶入り煎茶」は
「お〜いお茶」と
名乗る前の商品名です。
伊藤園は、1985年に
「缶入り煎茶」として
商品を販売しましたが、
あまりヒットしませんでした。
そこで、1989年に
ネーミングを「お〜いお茶」
に変更すると、大ヒット!
今では、「生茶」や「伊右衛門」
を大きく引き離し、緑茶市場の
40%のシェアを誇るまでと
なったそうです。
なぜここまでヒットしたのか?
伊藤園は、「缶入り煎茶」が
売れない理由を調査した
結果、
日本人は緑茶に家庭的な
温もりとすぐそこにある日常性
を感じていることが分かった
そうです。
そこで、家族団らんの場で
お茶を飲むイメージを打ち出す
ためネーミングを変えたところ
売上は6倍近く伸び、大ヒットした
とのことです。
このようにネーミングを
変えただけでヒットした
商品はたくさんあります。
例えば、
「鼻セレブ」
「通勤快足」
などもそうですね。
お客さんが商品・サービスに
対してどのようなイメージを
持つか。
これは「買う・買わない」を
決定する非常に重要な
要素です。
これは何も商品だけでなく
営業マンでも言えることですね。
最初に会った際に、
頼りない営業マンと見えてしまえば、
同じ商品でもその人から買いたい
とは思いません。
だから営業マンは
歯が命と言われますし、
できる営業マンは見た目や
匂いなども気をつけます。
それくらいイメージの
力は強力です。
士業のサービスは
目に見えないサービス
です。
なので、お客さんは
あなたからどのような
ベネフィットを受け取れるのか
をイメージしづらいものです。
よって、競合他社との
違いが理解できず、
値段でしか比較されない
ようになってしまいます。
逆に言えば、お客さんに
しっかりと、イメージさせる
ことができれば、他の士業と
差別化できるということです。
これはかなり重要ことです。
そして、一番最初にあなたと
出会った際にどのようなイメージを
持たれるのかが最も重要です。
第一印象はなかなか
覆らないものだからです。
あなたのサービス説明を聞いた
際に、お客さんはどのような
イメージを持ちますか?
もし、ベネフィットをイメージ
できないようであれば、
説明内容やサービス名を
工夫してみてはいかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。