今までのアイデア出しの時間なんやったんや？

今までのアイデア出しの時間なんやったんや？

本日は、アイデア出しについて
お話をしたいと思います。

また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。

動画が見られない方は下記を
ご覧ください。

――

私のメルマガでは
アイデア出しについて
お話をする機会が多いです。

今日もです。

つい最近ですが、
あるパートナーと
打ち合わせをしていた時です。

アイデア出しの落とし穴
はまってしまいました。

打ち合わせでは、新サービス
打ち合わせをしていました。

現在のサービスは、
松竹梅の価格帯があり、
一番上位の松を今後無くす。
ことが決まっていました。

竹と梅だけになるので、
竹を何とか２つに分けて
新たな松竹梅の３つにしたいと
思っていました。

で、竹をどう２つに分ければ、
最もしっくりくるかなと
１時間以上も話し合いました。

でも、全然いいアイデアが
出てきません。

「今日は出てこないかな」

と思った矢先、
あるパートナーが、

「竹をいじるのではなく、
梅に竹の要素を入れたら
どうですか？」

と仰いました。

「なるほど！」

打ち合わせ参加者全員が
納得し、その一言で全てが
解決しました。

１つのテーマについて
１時間とかブレストすると、
発想が固執してしまいます。

しかし、視点を変えるだけという
単純なことで意外と簡単に解決策
は見つかるという典型的な例を
体験しました。

ちなみに、
アイデア出しについては、

オズボーンのチェックリスト

が有名です。

打ち合わせの後に、
改めてオズボーンの
チェックリストを見てみると、

「やっぱりこれは使えるな」

ということに気付きました。

というよりも、

このチェクリストを
使って打ち合わせをすれば、
もっと効率よかったよね・・

とさえ思いました。

そこで、今日は
このチェックリストを
少しご紹介します。

オズボーンのチェックリストには、
９つのチェックポイントが
あります。

１．「転用」
→他に用途はないか？

２．「適合・応用」
→他にこのようなものがあるかどうか。
　過去に匹敵したものは何か？

３．「変更」
→色とか何かしらを変更できないか？

４．「拡大」
→時間や頻度など大きくできないか？

５．「縮小」
→より小さくできないか？

６．「代用」
→他の要素に変えられないか？

７．「再配置」
→配置レイアウトを変えられないか？

８．「逆転」
→逆にできないか？

９．「結合」
→組み合わせられないか？

この９ヶ条を使って、例えば
顧問サービスをどうしようかな？
と考えると発想が広がります。

このチェックリストは
昔からあるものですが、
やっぱり使えます。

先人の知恵は
ありがたいです。

こういうフレームワークを
紹介すると、

「フレームワークに
　囚われるんじゃないか」

とデメリットを気にされる方が
いますが、それは使い尽くして
いる人が言うことです。

まだ全然使い尽くしていない
段階でこのデメリットを気にする
のは、機会損失です。

是非、新しいアイデアを考える
際には使ってみてください。
 

ご参考になれば、幸いです。