価格を上げるのに躊躇している?
価格を上げるのに躊躇している?
さて、本日は
「価格を上げるのに躊躇している」
をテーマにお話をしたいと思います。
動画撮影しましたので、
下記よりご覧ください。
動画が見れない方は、下記をご覧
ください。
――
先日、ある社労士とお話を
していた時です。
「サービス全体の価格を上げた
いけど、ちょっと怖い・・」
ということを言っていました。
私は、“今は”高価格を提示
することは、怖くないです。
しかし、過去はかなり怖かったです。
変わったきっかけは、前職時代に
受けた先輩からのアドバイスです。
当時は、大手企業の新卒採用
業務を丸々アウトソーシング
するサービスを売っていました。
このアウトソーシングには営業
以外にも多くの業務スタッフが
関わるサービスです。
なかなか、高く売れないある時に
トップ営業の先輩は、私と同じ
サービスなのに、1.5~2倍で
売っていました。
ある日、その先輩に
「同じサービスなのに、先輩はなんで
そんなに高く売れるんですか?」
と質問しました。
そうすると、先輩の返事は、
「国守君。“高く”は売っていない。
適正価格で売っている。」
??という私のリアクションに
先輩は続けて、
「我々スタッフの対応は素晴らしい。
それを加味すると、これぐらいの
見積もりになる。」
「国守君は、自分に自信がないという
理由で、価格を下げてない?もし、
そうならスタッフや会社に失礼やで。」
「我々のサービスで、確実に
ソリューションできるなら、
それなりの価格が妥当。安いと
逆にお客様からは自信がないと
思われるよ。」
というものでした・・・。
自信のない現れと言われ、ドキ!
とするとともに、
会社やスタッフに失礼!という
言葉に、ハ!と気づかされました。
それ以降は、できるだけ価格を
上げて営業するようにしました。
それから、1年もしないうちに
「高価格でいいんだ。」
と決定づける出来事がありました。
それは、某大手金融会社の担当者
の一言です。
1億円以上のプロジェクトを
受注した時です。
先方の担当者に
「今回のコンペでは大手企業など
いっぱい競合がある中で、なぜ
当社に発注したんですか?」
と質問をしました。
そうすると先方の返事が
「御社の見積もりが一番高かった。
だから、自信があるんだ。と
確信しました。」
「もちろん、提案内容が決定要因
としては、大きいです。しかし、
“高い値段が最後の一押しになった”」
だそうです。
ますます価格を上げることに
恐れがなくなったのを覚えています。
ちなみに・・
高価格にしたからといって、
営業量や相手のプレッシャーは
前と変わりませんでした・・・。
であれば、高く売りません?
ご参考になれば、幸いです。