あなたはUSPでこんな間違いをしていませんか?
あなたはUSPでこんな間違いをしていませんか?
本日はUSPについて
お話を致します。
あなたも
USP
という言葉は聞いたことが
あると思います。
USPとは、
Unique Selling Proposition
の略で、一般的には、
「他にはない独自の強み」
という風に訳されます。
このUSPですが、
結構誤解されがちな
用語の1つです。
まず、
「USPは絶対に必要だ!」
と思っている人も
多いですが、
そんなことはありません。
あなたの周りの士業
の仲間を見てみてください。
USPがなくても
売れている士業は
たくさんいると思います。
つまり、
「USPがないから
集客できない、
顧問先が増えない」
というのは大きな
勘違いです。
そして、もう1つの
勘違いが、
USPを考える時に、
「うちは研修もできる」
「うちはメンタルヘルスにも
対応できる」
という風に、
他との違いばかりを
強調してしまうことです。
「でも、独自の強みなんだから
他との違いを強調しないと
ダメでしょ?」
って思いますよね?
確かにそうなんですが、
他との違いの前に
強調しなければならない
ことがあります。
それは、
お客さんにとっての
ベネフィット
です。
これがないUSPなんて
全く使い道がない機能が
多い電卓みたいなものです。
そもそもUSPの
目的とは、
「お客さんから選ばれること」
です。
選ばれるためには、
大前提として、
お客さんにとって
役に立つサービス
である必要があります。
なので、
「うちは研修もできる」
「うちはメンタルヘルスにも
対応できる」
という風に、
「他とは違うんですよ!」
といくら強調しても、
「違いは分かりましたけど、
だからなんですか?」
となってしまいます。
「研修もできる」
ということを強調したいなら、
それが社長にとって
どんなベネフィットになるか?
を伝えなければなりません。
例えば、こんな感じです。
「担当者に採用を任せて
いるけど、全く人が採れない
なんてことはないですか?」
「それは求人票の
書き方に問題がある
可能性が高いです。」
「うちの事務所では、
求人票の書き方から
無料媒体の使い方まで
担当者向けの研修ができます」
「担当者に採用を任せて
人が採れるようになれば、
社長としても安心して経営に
集中できますよね」
こんな風に、
普段社長が抱えている
フラストレーション、
(ここでは、
「担当者に採用を任せても
全然採れないやん!」
というフラストレーション)
を解決することが
できると強調すれば、
「うちは研修もできる」
というUSPに
意味が出てきます。
もし、あなたがUSPで
悩んだ時は、
お客さんが抱えている
フラストレーションを
解消できるということを
強調できないか?
と考えてみては
いかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです。