相手の聞きたいことを言わないと失敗します
相手の聞きたいことを言わないと失敗します
本日は集客のコピーライティング
についてお話をします。
「自分の言いたいことではなく、
相手が聞きたいことを書く」
これは、FAXDMでも
ランディングページ(LP)でも
集客においては原理原則です。
例えば、あなたはこんなセミナー
に行きたいと思いますか?
「トラフィックを集めてCVを
最適化する方法セミナー」
多分、多くの方が
「何それ?」
と思うのではないでしょうか?
意味が分かったとしても、
行きたいと思わないと
思います。
では、次はどうでしょうか?
「HPから毎月10社安定して
問い合わせが来るように
なった、ある社労士事務所の
HP運用方法」
これだと、さっきよりは
興味を持ちませんか?
実は、
「トラフィックを集めてCVを
最適化する方法セミナー」
も、
「HPから毎月10社安定して
問い合わせが来るように
なった、ある社労士事務所の
HP運用方法」
も中身は一緒です。
ただ後半は、
相手が聞きたいことに
変更して書いただけです。
これは言うは、易しで
実際に気づいて変更するのは、
かなり難しいです。
私も気をつけないと
つい自分の言いたいことを
書いてしまいます。
弊社では士業の方のFAX原稿
やセミナー内容のチェックをよく
やっています。
で、その内容を見ていると、
自分が言いたいことを書いてる
ケースが多いです。
特に注意しないといけないのは、
あなたが告知しようとしている
ものに思い入れがある場合です。
例えば、
コンピテンシー人事評価とか、
マッキンゼー式・・リクルート式・・
とか、
あなたが長く学んでいる
ものでセミナーをしようと
思った場合は要注意です。
なぜなら、
「コンピテンシー人事評価」
では、予約があまり取れない
からです。
なぜか?
まず、コンピテンシーを
知っている人は、
あなたよりもその道の
権威者から学びたい
と思うはずです。
そして、コンピテンシーを
知らない人はそもそも
コンピテンシー人事評価
と言われても
「何それ?」
となり、興味を
持たないからです。
この場合どうすれば
いいのかというと、
コンピテンシー人事評価
という言葉は使わず、
それを実行したらどうなるのか?
フォーカスしたほうがいいです。
例えば、
事例でわかる!
ひな形ではなく実際の社員
をモデルにした人事評価制度
などですね。
告知ではコンピテンシー
という言葉は使わず相手が
理解しやすい言葉を使います。
セミナーに来たら、
「実はこれってコンピテンシー
なんですよ」
と、紹介をするという感じです。
このように、あなたが告知
しようとしているものが
相手に受け入れられるのか?
それとも相手が「??」
となってしまうのか?
これはしっかりと検討した上で
原稿を書いたほうがいいです。
ご参考になれば幸いです。