差別化意識し過ぎた結果よくあること
差別化意識し過ぎた結果よくあること
本日は、まじめな方に
よくあることについて
お話をしたいと思います。
また、動画を撮影しましたので、
こちらをご覧ください。
動画が見られない方は下記を
ご覧ください。
――
いろんな士業の方と話したり、
相談に乗る時に結構な割合で、
「まだできていないので
●●はやらない」
というケースがよくあります。
例えば「差別化」です。
顧問サービスの差別化と
新規営業活動などです。
私の方でもよく言っていますので、
功罪かもしれませんが・・。
顧問サービスが差別化できてないから
「新規営業活動はまだできない!」
^^^^^^^^^^^^^
という方、結構多いです。
顧問サービス以外でも上記の
公式に当てはまるケースあります。
テーマが差別化できてないから
セミナーをやらないとか。
特にまじめな方ほど、
「これをやらないと次に進まない」
というケース多いです。
よく言われるのが、
「100%理解して納得してから行動する」
というやつです。
私も含め色々なコンサルの方が
「まずは差別化しなさい!」
と言っているので、それが影響
しているかもしれません・・。
ただ、差別化には答えがないです。
50%自分の中でできれば、あとは
市場に問いかけたほうがいいです。
AppleとかMicrosoftのOS
バージョンアップなんかその
典型ですよね。
100%完成したものをリリース
するのではなく、79~80%の
ものをリリースします。
そして、市場というユーザーから
のエラー報告やクレームを得て
修正していきます。
ま、appleクラスだからできるっちゃ
できるのですが・・。
我々が同じことをやると
顧客が離れるケースがあるので、
さじ加減はご注意を・
そして、もう一つ似たようなケースで
「●●だから行動しない」
というのがあります。
それは「ポジショニング」です。
私はよく士業・コンサルの方に
「先生ポジションを取りましょう」
と言っています。
でも、これを意識し過ぎることで、
営業電話ができない!とか
営業活動全般の行動制限が
かかってしまう場合があります。
これも柔軟に対応が必要です。
例えば、見込み客に
以前に提案したサービスが
あるとします。
そして、その検討状況を確認
したいとします。
ここで、先生ポジションを
意識し過ぎる人は、
「電話で催促をすると、
ポジションが下がるのでは?」
と思って電話ができません。
でもこれって結構な機会ロス
となります。
鉄は熱いうちに打て!
ではないですが、早めに進捗を
確認した方が、相手が覚める前に
再提案とかフォローができるので、
受注率は上がります。
なので、先生ポジションのままで、
提案の検討状況を聞きたい場合は、
私なんか下記のように言い方をしています。
「たままた別のお客さんと
話していると、あなたのことを
思い出したので、状況を確認
したいのですが」
ま、ちょっとわざとらしいですが、
御社のことを気にしていますよ!
受注したいです!
という風には伝わらないですね。
こういう風に同じ営業活動でも、
先生ポジションを意識しているかどうか?
で話し方が変わります。
行動を制限するのではなく、
話し方、伝え方を変えることを
意識したほうがいいです。
ちなみに、
・これをやらないと次に進めない
・意識しすぎることで行動が制限される
これらには共通の解決策があります。
それは、
「まずは失敗をしなさい」
ということです。
あとは、
「二度と会わないので、やる」
という意識です。
受注できなければ、
二度と会わないので意識
せずに気楽にやってみましょう
ということです。
失敗した人と
失敗したことがない人では
全然違います。
失敗すれば、
こうすればいいと分かります。
ですが昨今の情報過多の時代では、
失敗する前に失敗事例をたくさん
知ってしまっている方多いですね。
そうすると、
どこまで行けば失敗する
とかの勘所を経験していません。
ですので、いざ自分がやるぞ!
という時になかなか行動できない。
という方が多いように思います。
これは、ビジネスに限らずですが・・。
なので、この解決策はシンプルに
一回失敗してみてください。
例えば、差別化されていない
テーマで1回セミナーをやってみて
ボロボロになるとか。
先生ポジション意識せずに営業
フォロー活動とかガンガンやって
ポジションがガクンと落ちるとか。
私の持論は、
失敗回数が多い人ほど成功する
と思っています。
失敗したほうが成功する確率は
上がります。
是非、たくさん失敗しましょう。
もちろん致命傷にならない範囲で・・。
ご参考になれば、幸いです。