良いポジショニングのコツ

良いポジショニングのコツ

本日は、「ポジショニング」
について。

マーケティングを少しでも
勉強された方であれば、

「ポジショニングが
　大事！」

ってことはよく聞くと
思います。

ポジショニングは価格にも、
サービスメッセージにも、
営業トークにも関わってきます。

正直、ビジネスが
うまくいくかどうかは、
ポジショニングが大きな
要因の１つです。

でもですね・・・

ポジショニングって
難しいですよね？

「分かるようで分からん・・・」
「結局、どうすればいいの？」

と思いますよね？

私も最初はそうでした。

抽象的なことを
理解するためには、
事例を知る方が一番です。

私も事例をたくさん
見ることで、

なんとなく、
ポジショニングって
こういうことかな？

と理解するきっかけに
なりました。

最も分かりやすい事例は、

「ダヴの石鹸」

ですね。

これは非常に
分かりやすいです。

ダヴが出て来るまで、
石鹸といえば、
汚れを落とすことが
ベネフィットでした。

ですが、ダヴはそこを
訴えるのではなく、

保湿ができる石鹸

として売り出しました。

要は、周りとは
違うことを言ったんですね。

CMなんかでは、
どストレートに、

「これは良くある
　石鹸ではありません」

と言ってました。

他には、アメックス
が有名です。

アメックスの会員獲得の
DMは大成功したので有名です。

その当時、クレジット
カードで一番有名なのが
VISAでした。

アメックスとVISAを
比べると、圧倒的に
VISAの方が使いやすい。

「クレジットカードと
　いえばVISAでしょ？」

って思われてる
ぐらいでした。

そんな中で、アメックスは
どうやって成功したというと、

「平凡なカードをお望みの
　方は、ご遠慮ください」

と言って、

VISA＝平凡な人が持つカード
アメックス＝選ばれた人が持つカード

というポジションを
勝手に作ったんです。

これで大成功しました。

アップルもそうです。

アップル＝かっこいい
ウィンドウズ＝ダサい

というポジションを
勝手に作って大成功
しました。

もう１つ面白いのが、
パンパースです。

そうです。
オムツです。

パンパースは
どんどんポジションを
変えていっています。

最初は、

・紙おむつ

次に、

・お肌に優しい

次に、

・サラサラになる

と、

「パンパース
　といえば、〇〇」

というポジションを
変えていった良い
事例です。

さて、ここまで読んで
なんとなくポジショニング
が何なのかが分かって
来たのではないでしょうか？

ポジショニングとは、
要は、

「お客さんに
　〇〇（自社）とは
　〇〇（ベネフィット）だよね」

と思ってもらうことです。

目的は、競合他社とは
違うと認識してもらうこと
です。

今の時代、他よりも
優れているでは選ばれません。

他とは違うということを
示さないといけません。

ポジショニングは
その１つのやり方です。

では、具体的に
どうすれば、他とは違う
ポジションを築けるのか？

１つのポイントは、
絞るってことです。

絞るとは、
・お客さんを絞る
・ベネフィットを絞る
ってことです。

アメックスは
お客さんを絞って
独自のポジションを築きました。

パンパースは
ベネフィットを絞り、
他とは違うと思わせています。

もし、あなたが
ポジショニングに
悩んでいるなら、

絞ることにフォーカス
してみてはいかがでしょうか？
 

ご参考になれば幸いです。