お客さんの声の間違った集め方


お客さんの声の間違った集め方

私の知り合いに、
1歳半の息子を
幼児教育の教室に
通わせている人がいます。

その教室はいわゆる

「子供の知能を
 発達させること」

を目的としていて、
うたい文句は、

「国際社会でも
 活躍できる子供に育てる」

です。

で、その友人と
話していると、

「子供の教育のために
 通わせていたけど、最近では
 親の自分の方が行くのが
 楽しみになってきた」

と言っていました。

どういうことかと言うと、
その教室では、授業の最初に
親が先生に相談できる
時間を設けているそうです。

その相談が
むちゃくちゃ
ありがたい!

とのことなんです。

例えば、

「ご飯で遊びだす」
「言うことを聞かない」
「歯磨きを嫌がる」

などの相談に対して、
プロが適切なアドバイス
をしてくれます。

子育てって正解が
ないので、家庭だけで
やっていると、

「これでいいのかな?」

と不安になる中で
プロからのアドバイスが
あると、安心できるそうです。

ですので、
親の自分の方が
行くのが楽しみだと。

で、ですね。

今日言いたいことは、

幼児教育の大切さ

でも、

子育てって大変ですよね?

ってことでもないです。

それよりも、

お客さんの声の
取り方ってすごく大事!

ということです。

ちょっと考えて
欲しいのですが、

もし、この教室が
私の友人に

「教室の宣伝用に感想を
 聞かせてもらえますか?」

と聞いたら、
きっと友人は、

「最初は子供のために
 教室に通っていましたけど、
 今では親の私が楽しみに
 しているぐらいです!」

って答えると思います。

そこで、この声を
そのまま新規客獲得の
ためのHPとかビラに
載せたらどうなるか?

見た人は、

「何それ?」
「それって行く意味あるの?」

ってなりますよね?

新規獲得のためには、
お客さんの声はむちゃくちゃ
強力な武器になります。

ですが、その集め方
を間違うと、えらいことに
なります。

そもそも、既存顧客には、

・そのサービスを
 使うきっかけ
・そのサービスを
 使い続けている理由

の2つがあります。

友人の回答は、
後者です。

ですが、新規客を
獲得するために使う
べきは、前者の

・そのサービスを
 使うきっかけ

を聞かないと
いけません。

これがいわゆる
購買動機になるからです。

ですので、
お客さんの声を集める時
には、まず最初に、

・そのサービスを
 使うきっかけ

を聞かないといけません。

「サービスを使う前に
 どんな問題があったのか?」

「どんな悩みを持っていたのか?」

「どんなことが解決できると
 思って契約をしたのか?」

などを聞くことができれば、
その回答をそのままHPや
ビラに載せるだけで反応が
グンと上がります。

もし、あなたが
お客さんの声を
強力な新規客獲得の
武器として使いたいなら、

・そのサービスを
 使うきっかけ

を絶対に聞いてください。
 

ご参考になれば、幸いです。

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